文春文庫<br> 本屋さんのある街で

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文春文庫
本屋さんのある街で

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167925055
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

本屋さんを愛する5人の作家が、
本屋さんを描く5つの物語


幼いころに読んでもらった絵本、
はじめて自分で買った小説、
発売が待ちきれなかった雑誌、
人生を変えた一冊……。

本との出会いを心の栄養にして、
ひとは成長していきます。

そんな本を届ける最前線にいるのは、
ままならないことの多い人生に向き合いながら店を開き、
日々、お客さんを迎える街の本屋さん。

人気作家5人が書店とそこで働く人たちへの愛をこめて贈る、
珠玉のアンソロジー。

【収録作】
『続きは書店で』 瀬尾まいこ
書店でバイトしたいと占い師のもとにやってきた若者。
店はあと1ケ月ほどで閉店することが決まっていた。

『歌うように生きて』一穂ミチ
飲み会で出会った中国出身の劉陸海。
「桜を見に行きませんか」と誘う彼が指定したのは、
意外な場所だった。

『手に取って見てみろよ』坂木 司
本屋の前でふられた。
結婚も考えていた職場恋愛の彼女に。
その勢いで退職し、友人の誘いで雇われ店長に……。

『小鳥たち』凪良ゆう
結婚生活を終わらせ、父の書店を継ぐことを決めた。
改装中のある日、かつて淡い想いを抱いていた同級生がやってくる。

『見晴らし書店の一日』三浦しをん
東京の西の郊外で曾祖父がはじめた小さな書店。
いまは、祖母と父親、失恋した私で営んでいる。



【目次】

内容説明

幼いころに読んでもらった絵本、はじめて自分で買った小説、発売が待ちきれなかった雑誌、人生を変えた一冊。本との出会いを心の栄養にして、ひとは成長していく。ままならないことの多い人生に向き合いながら店をひらき、本を届け、お客さんを迎える街の本屋さん。人気作家5人が書店への愛をこめて贈る珠玉のアンソロジー。

著者等紹介

凪良ゆう[ナギラユウ]
滋賀県生まれ。『流浪の月』『汝、星のごとく』

瀬尾まいこ[セオマイコ]
大阪府生まれ。『そして、バトンは渡された』『強運の持ち主』

坂木司[サカキツカサ]
東京都生まれ。『ワーキング・ホリデー』『和菓子のアン』

一穂ミチ[イチホミチ]
大阪府生まれ。『ツミデミック』『スモールワールズ』

三浦しをん[ミウラシヲン]
東京都生まれ。『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

337
偶然にも、全国の書店数が1万店割れのニュースが流れた日に読み終えました。書店愛へのアンソロージーです。執筆はとても豪華です。どなたの作品がと言うのは野暮なくらい、愛に溢れています。やはり、書店は街になくてはならない存在。それは、文化のバロメーターだと思います。おそらく、街の書店がなければ、大型店の素晴らしさもわからなかっただろうと思います。2026/06/07

ひさか

309
オール讀物2025年7・8月号瀬尾麻衣子:続きは書店で、5・6月号一穂ミチ:歌うように生きて、7・8月号,9・10月号坂木司:手に取って見てみろよ、5・6月号凪良ゆう:小鳥たち、2026年1・2月号三浦しおん:見晴らし書店の一日、の5つの本屋さんテーマのアンソロジー。一穂さんの「歌うように生きて」の中国人留学生との交流話が予想外の展開で良い。突然断ち切られる2人の交流に翻弄されるが、その後のどんでん返し的な展開のインパクト感が強く、頭から離れない。2026/07/20

Kazuko Ohta

289
学生時代、本屋でバイトしていました。個人経営の本屋で、そりゃもう時給は安い。450円って、どれだけ昔やねんと思われそうですが、当時でもおかしかったはず。正月はどこの店もきっちり休んでいたような時代に営業すると社長が言い出し、時給割増しするからと言われて行ったら500円でした(笑)。所持金があるのに恥ずかしくて買えないフランス書院文庫を万引きした高校生とかいたなぁと、いろんなことを思い出します。本の感想になっていないけど。どの話もなんだか切ない。こんな書店は消え去りつつある。でも、本屋のある街で過ごしたい。2026/10/01

KAZOO

243
人気作家さんによる本屋にかかわるアンソロジーで5作収められています。やはり印象に残ったのは、坂木司、三浦しおんさんの作品でした。どこでも本屋さんの営業は厳しくなる一方なのでしょう。ただやはりそれなりの存在価値は私はあるという気がします。ですのでここに書かれているように努力あるいは本ばかりではなくその関連の物品も販売していくことが必要なのでしょう。2026/05/11

tamami

210
5人の作家さんによる短編小説集。いずれも雑誌『オール讀物』掲載され、町の本屋さんを舞台にしたり、主人公が本の制作に関わる人間だったり、経営者だったりする。売れ行きは好調のようで、発売二月足らずで4刷りを数える。読書メーターの登録数も2000超え。5人の内、坂木司さん、一穂ミチさんは初見であったが、どれもメジャーで活躍されている作家さんの作品として、達者な筆さばきを楽しく読ませてもらった。読書人口の減少や本屋さん離れには業界としても危機感を持っているのだろうか。最近本屋さん小説を多く目にするような気がする。2026/07/22

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