出版社内容情報
介添え人・お海の成長を描く新シリーズ開幕!
大反響「お葉の医心帖」著者が満を持して書き下ろす時代小説。
母親を一人で看取ったばかりの十七歳のお海は、
ある老人の介添えを頼まれる。
「私でも誰かの役に立つことができるかもしれない」
悩んだ末、引き受けることにしたお海は、
老舗の金物問屋の大内儀・サチに会いにいく。
サチは物忘れが進み、家族に疎んじられ心を閉ざしていた。
お海は様々な知恵を絞りながら、
サチの気持ちと体に向き合っていく――。
健気でまっすぐなお海に、温かな思いに満たされる、
待望の新シリーズ。
【目次】
第一章 物忘れに紅い印
第二章 動けぬ火消しにサイコロを
第三章 蒲公英と母の思い
第四章 侍と波の音



