文春文庫<br> 日暮れのあと

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文春文庫
日暮れのあと

  • 小池 真理子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924966
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【誰だって、人に知られたくない秘密がある。】

「過ぎてみれば、全部、どうってことなかった」
こんなに心を震わす小説が、他にあるだろうかーー?

孤独、死、性愛と情熱、そして嫉妬……
人に悟られたくない、繊細な心の機微を見事に描く極上の短編小説集。

【解説・小川洋子】

老いを感じながら山裾で暮らす童話作家の72歳の雪代。庭を訪れた植木屋の若者から、還暦過ぎの風俗嬢への一途な恋心を聞き嫉妬するが…(表題作)。自分の夫と一緒に死んだ女に、線香をあげる妻が放つ不穏な空気(「喪中の客」)。

誰しも運命に逆らえず秘密を抱えて生きていく。
短編の名手・小池真理子が放つ、至高の7編。

〈あの人に抱いた、言葉にできない想い――〉

・いつものように彼女に請われても、彼は化粧をしようとしなかった。(「アネモネ」)

・ある日、朽ち果てて使われなくなった玄関のブザーが鳴った…(「喪中」の客)

・若かったおばの白いふくらはぎと甘ったるい声が、彼女の遺骨を抱いて蘇る(「ミソサザイ」)

・40歳の時に恋をした相手は、大学生。旅館で親子と間違われて…(「微笑み」)



【目次】

内容説明

老いを感じながら山裾で暮らす童話作家の72歳の雪代。庭を訪れた植木屋の若者から、還暦過ぎの風俗嬢への一途な恋心を聞き嫉妬するが…(表題作)。自分の夫と一緒に死んだ女に、線香をあげる妻が放つ不穏な空気(「喪中の客」)。誰しも運命に逆らえず秘密を抱えて生きていく。死と性愛が交錯する極上の短編集。

著者等紹介

小池真理子[コイケマリコ]
1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年、「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞、21年に日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1k8

1
少し優しくなれる、気がする。2026/04/22

1
まとまった感想が思いつけない。どの短編も読み直したいと思わせる。不思議ではあるが素晴らしい短編集。最後に「日暮れのあと」で終わる、余計に小池真理子さん(担当編集さんも)の文章・構成力に感激するし作品を読み続けたいと思わせる。2026/04/19

ぼくバジル

1
うーん。作者の年齢に沿って登場人物も高齢者が多くなってきた。なんか所在なさげでハンパな感じの雰囲気が全体的に漂う。これが老いの現実なのかな。2026/04/18

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