出版社内容情報
【目次】
内容説明
後醍醐天皇による北条家討伐の勅命により動乱の世が幕を開け、足利家も一族を挙げて立ち上がる。当主の尊氏は「やる気なし、使命感なし、執着なし」のぼんくら男だが、実弟の直義と家宰の高師直の尽力、そして唯一の取り柄である包容力で諸将を糾合し、鎌倉幕府を倒す。英雄史観を排した尊氏像で直木賞に輝いた傑作歴史小説!
著者等紹介
垣根涼介[カキネリョウスケ]
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。独自の人間観察眼と、疾走感溢れるストーリーテリングをその持ち味とする。2000年、『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年、『ワイルド・ソウル』にて、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初のトリプル受賞に輝く。05年に『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、23年に『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
qwer0987
14
この小説の足利尊氏はお人よしだが何も考えていないという設定だ。まるで扱いが阿呆のようだがそれが少し面白い。それに対してしっかり者の直義は兄に文句を言いながらも、人を惹きつける兄の才を見出し、兄を盛り立て、兄と足利家を助けるために行動する。その姿がいじらしい。鎌倉で援軍に来た兄の前で涙を流すシーンなどは胸を打つ。実務家の師直と直義で幕府設立の道筋をつけていく様は、目的も合致し能力も噛み合っている分、二人の熱量も感じられる。その後の展開を知ってはいるが、それでも下巻も楽しみだ2026/07/05
ゆうすけ
13
直木賞受賞作です。室町幕府って、江戸と鎌倉の前後に比べるとなんとも地味な存在。初代将軍の足利尊氏も英雄という感じからは程遠い。その理由が本書を読むことで理解できた気がする。2026/05/03
けんけんだ
13
足利尊氏の人物像が、何~。下巻へ2026/04/23
毎日が日曜日
8
☆☆☆☆2026/04/26
kazuchan1209
6
尊氏が直義を助けに行くシーン激アツ2026/07/19
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