文春文庫<br> サツ飯―刑事も黙るしみしみカツ丼

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文春文庫
サツ飯―刑事も黙るしみしみカツ丼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924423
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「もうガマンできませんっ。いただきます?」

満腹度120%、「銀座「四宝堂」文房具店」シリーズが大人気の著者による、異色グルメ小説。

PR会社に勤める桜花(さくら・はな)・30歳は、大食いで食べっぷりがいいところを認められ、Y県警の職員向け広報誌「桜花(おうか)」の人気連載〈サツ飯! 拝見〉を担当することに。サツ飯を作る人・食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞くコーナーだ。

取材初日、県警総務部の長山修二と、町のそば屋・長寿庵を訪ねる。
丼のふちまで盛られた、ふんわり甘じょっぱい香りのカツ丼を、笑顔で噛みしめる「食べる人」警部補・西田。その光景を嬉しそうに見つめる店主夫婦。

警察についてステレオタイプ的な知識しかなかった桜花が、そこで見て聞いて食べて、呟いた意外な一言とは――。

事件は起こらずとも、腹はすく。〝警察のごはん〟を食べて驚きの〝内部事情〟を知る、どこにもないグルメ小説!

文庫書き下ろし。
カバーイラストはイシヤマアズサさん。


【目次】

カツ丼
のり弁
ナポリタン
から揚げ
カレーライス

内容説明

PR会社に勤める桜花は自他共に認める食いしん坊。警察職員向け広報誌の連載「サツ飯!拝見」担当になり、早速県警本部総務部の長山と街のそば屋に向う。丼のふちまで盛られた、ふんわり甘じょっぱい香りのカツ丼を食べる警察官と、作る店主に取材して桜が呟いた一言とは?事件は起こらずとも腹は空く、異色グルメ小説!

著者等紹介

上田健次[ウエダケンジ]
1969年東京生まれ。2019年、第1回日本おいしい小説大賞に「テッパン」を投稿、21年、同作を加筆修正してデビュー。22年に発表した書き下ろし小説『銀座「四宝堂」文房具店』(小学館文庫)で、第18回うさぎや大賞、三洋堂書店文庫アワード「第2回でら文芸」で、でら感動部門第1位を獲得、人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
これで上田さんの出版されている文庫本はほとんど読んだことになります。文具店、銭湯、スナックと舞台は変わりますが肩に力を入れずに楽しませてくれます。今回は警察の広報誌に警察官がいつも食べている昼食を連載する話です。5つの話で「カツ丼」「のり弁」「ナポリタン」「から揚げ」「カレーライス」が主題となってどれも食べたくなります。これも連載されていくのでしょうか?2025/12/11

はつばあば

47
ほんま犯人の人が泣いて喜ぶカツ丼話に感動する刑事さんの話かと思ってましたわ。TVの影響って大きいですねぇ。しかも実際の警察とTVの世界の警察とは異なる薀蓄話にほぉっ と。事件ばっかり起きてたらおちおち眠れませんわ、お巡りさんの地道な努力に感謝してますが・・一旦停止などでお小遣い稼ぎは・・^^;。いやいや悪いのは私^^;。美味しいモノを食べてほっこりできるところがあれば最高の幸せ。花さんいい仕事してまっせ。2025/11/22

RRR

11
銀座「四宝堂」文房具店」の著者が書き下ろした、飯テロ作品。警察官は普段どういった食事を取っているのか、不思議に思っていました。我々の日常を守りつつ、食事が楽しみで仕方ない、この気持ち分かるんですよ。主人公の花が警察に疎いから、良い案内人でした。ユーモアたっぷりですが、一つだけ注意。空腹時に読むと、かなり危険!笑。2025/11/19

陽ちゃん

8
警察職員向けの広報誌『桜花』の「サツ飯!拝見」を担当することとなった桜 花(さくら はな)か゚、県警広報課の長山警部補に連れられて県内各所の警察職員オススメのサツ飯を取材。彼女の食レポが絶妙でどれも食べたくなりました。(実際、ナポリタンの章を読んでいて、ナポリタンの口になってしまいお昼をナポリタンにしちゃいました。コンビニのですが)警察事情の知識が皆無の花の質問も面白かったですが、新川広報課長と桧垣総務部長の掛け合いがたまりません!曲者っぽい長山警部補も魅力的なキャラですし。2025/12/12

ゆり

5
料理がとにかく美味しそうで、警察のうんちくも勉強になりました。フィクションに出てくる警察ってドラマチックだけど、実際はこういう地味な活動が多いんだなぁと思います。食中毒への徹底した厳しさなど、なるほどなと思うとところばかりでした。主人公は30歳女性でやたらと「もう自分は若くない」と発言してるけど、20代の男性と同じ量の食事を10分くらいで食べきって胃もたれもしてないのは十分若い!2025/11/13

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