文春文庫<br> 天国への道草―ナースの卯月に視えるもの

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文春文庫
天国への道草―ナースの卯月に視えるもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924386
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大切な人の最期に贈りたい時間がある――

共感の声殺到! シリーズ累計12万部突破
元看護士が紡ぐ人気シリーズ 新たなステージへ!

院内に新設されたホスピスで働き始めた卯月。
恋がしたかった、旧友に会いたい、教え子たちに伝えたい……
死を前にした人の「思い残し」が視える彼女は、
最期のときが迫る患者に何ができるのか、
迷いながらも寄り添っていく。
同僚たちもまた、仕事と家庭の事情を抱えながら奮闘していた。

生きることへの希望が心に灯る、感動作。


【目次】

内容説明

院内に新設されたホスピスで働き始めた卯月。恋がしたかった、旧友に会いたい、教え子たちに伝えたい…死を前にした人の「思い残し」が視える彼女は、最期のときが迫る患者に何ができるのか、迷いながら寄り添っていく。同僚たちもまた、仕事と家庭の事情を抱えながら奮闘していた。生きることへの希望が心に灯る、感動作。

著者等紹介

秋谷りんこ[アキヤリンコ]
1980年神奈川県生まれ。横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、看護師として10年以上病棟勤務。退職後、メディアプラットフォーム「note」で小説やエッセイを発表。2023年、「ナースの卯月に視えるもの」がnote主催の「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を受賞。24年5月、同作でデビューし、シリーズ化が決定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

100
作者さんが元看護師さんで、医療現場で働く人々の描写がなかなかリアルです。シリーズ第4弾となり、主人公「卯月」もどんどん成長しているようです。院内に新設されたホスピスにて働いている彼女は職場のメンバーにも恵まれ、充実した日々を過ごしています。末期の患者をフォローする切ない仕事、職場ではありながら、そんな中でも生きているうちは1日でも長く、幸せな気分で過ごしてほしいと願うキモチが十分に伝わります。生きているうちに会いたい人には会っておく大切なコトを学ばせてもらいました。今後の彼女の活躍、成長も楽しみです。2025/11/20

akiᵕ̈

24
前作で、がんの専門看護師の資格を取るために勉強していてホスピスへの打診を受けていた卯月は無事資格を取得して、新設されたばかりのホスピス病棟に勤務している。ホスピスだけに皆、がんの末期の人たちで、〈思い残し〉が視える卯月のフォローも手伝って、自身の中にあったわだかまりが晴れて、思い残す事なく旅立っていく。変にこだわって言いたい事が言えなかったり、やりたいことを我慢していたり、一人で孤独だと思っていたり、疎外感を感じていたり、それらの間違いに気づけ精神的に解放される喜びは尊い。最期はこうありたい。2025/11/07

パタポン

12
今回も感動。今回、卯月さんはホスピスに異動になり、そこで看取り看護をすることに。様々な事情、思い残しを視る卯月さん。患者さんとの会話を通して卯月さんは思い残しだけではなく色んなことを学んで行きます。真面目で自分の気持ちをうまく表現できない卯月さんだったけど松岡先生に素直になれたのはよかっなな☺️これも患者さんから教えて貰えたこと…。看護師長さんがホスピスは天国への道草と表現していたけど、人生の最期に思い残すことをなくし旅立ちたいなって思いました。最後のお話は涙なくしては読めませんね〜😭2025/11/13

アリスとアニー

10
大好きな卯月シリーズ第4弾。これまで長期療養病棟で働いていた卯月が新設されてホスピス病棟で勤務することに。ここでも卯月なりに患者さんに寄り添おうとする姿勢は健在です。周囲の同僚も感じの良い人ばかりで心がほっこりします。個人的には『世界で一番短い恋』と『最後の授業』が心に残りました。積極的な延命措置を行わず、最期のときを心穏やかに過ごす…。ホスピスの帥長の国分さんが語った患者さんにとって天国までの道草のような場所でありたいとするホスピス病棟の理念…。次回作も描いて欲しいシリーズです。2025/11/29

ビーグル犬大吉

7
恋バナ、グルメ、家庭の話がやたら多く、シリーズとともに話が雑になっていく印象で、肩透かしを食らった。読者が知りたいのはホスピスにいた患者が最期、どういう死を迎えたのかを伝えるリアルな描写である。死に様が明らかになったのは2話の藤久保のみで、他の話の東、堀、大林、近藤がどういう最期を迎えたのかは記されてないので、「結局、その後どうなったの?」という疑問や消化不良が残ってしまった。核心な部分に切り込まないで曖昧で不要な話ばかり続くようなら今後は読まない。図書館で読もうと思ったのに慌てて書店で買って損した気分。2025/11/15

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