文春文庫<br> 踏切の幽霊

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文春文庫
踏切の幽霊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924379
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その踏切で撮られた写真には、写るはずのない人影が記録されていた。
大都市の片隅で起こった怪異。
最愛の妻を亡くし、絶望の淵にいる記者が突き止めた真実とは?

哀しみ、怒り、恐怖――読む者の心に様々な感情を喚起する、ホラーを超えた新たな幽霊小説の誕生。
迫真の筆致で描かれた、生と死についての物語。

第169回直木賞候補作


【目次】

内容説明

その踏切で撮られた写真には、写るはずのない人影が記録されていた。大都市の片隅で起こった怪異。最愛の妻を亡くし、絶望の淵にいる記者が突き止めた真実とは。哀しみ、怒り、恐怖―読む者の心に様々な感情を喚起する、ホラーを超えた新たな幽霊小説の誕生。迫真の筆致で描かれた、生と死についての物語。

著者等紹介

高野和明[タカノカズアキ]
1964年生まれ。映画監督・岡本喜八氏に師事し、映画撮影スタッフ、脚本家を経て小説家に。2001年『13階段』で第47回江戸川乱歩賞受賞。11年『ジェノサイド』で第2回山田風太郎賞、第65回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

風地

16
本当に幽霊の話だった!なんか比喩とかトリックかと思ってた。久々の高野さん、相変わらず読ませる引力が強いな。その幽霊はなぜ踏切に現れるのか、終盤で明かされたときに、切なさに包まれた。大切な人を失った人の物語でもあった。最後の最後に、幼かった頃幽霊話をたくさんしてくれた亡きお母さまへの謝辞があって、なんだか涙が出そうだったよ。親のしてきたことが、こんなふうに子どもの血となり肉となっているのを見ると、永遠とかについて考えてしまう。2025/11/11

紫スカートのおっさん

14
🚥✖️1 🚃✖️1 🕰️✖️1:03 👻✖️1 👩✖️1 🍷✖️1 🏨✖️1 🔪✖️1 👵✖️1 😢✖️1 📸✖️1 ✏️✖️1 👊✖️1 👮✖️1 🏡✖️1 👀✖️12025/11/11

まさ☆( ^ω^ )♬

8
単行本を読もうと思っていたタイミングで文庫本が発売された。今が読むタイミングという事で早速読んだ。踏切がどんどん無くなっている昨今なので、舞台が1994年なのかと思っていたが、40年以上前に著者が映画のシナリオとして執筆した作品が元になっているとの事。確かに、現代が舞台では成立しない展開かも。この時代どうだったかな、と思い出しながらの読書だった。ホラー小説のイメージだったが、ホラーのテイストを織り交ぜた人間ドラマ。人間の尊厳を踏み躙られる辛さは、当事者でないと分からんのだろうな。とても悲しいお話だった。2025/11/19

KDS

7
直木賞候補作。下北沢の踏切に浮かびあがる白い人影が写った写真や映像。ありえないはずのその人影は、そこで殺された女に酷似していた?雑誌記者の松田は、本名も素性も不明でキャバ嬢だったことしかわからない被害者の女がどこの誰だったのかを突き止めるべく調査を始める。心霊現象を追う物語ではなく、生きていた時でさえ何者かわからなかった女の足跡を辿っていくストーリーは、宮部みゆきの「火車」を思い出させられてワクワクする。幽霊を題材にしていながらリアルさを損なわない筆致が見事だ。死後の世界の存在を信じたくなる一冊。面白い!2025/11/11

くに

4
ホラーっぽいタイトルだけどホラーではなくミステリー。踏切で亡くなった身元不明の女性の素性に迫っていく中で、政治も絡むきな臭い話になっていきます。「ジェノサイド」とか著者の他作品に比べれば地味な印象かもしれないけど、個人的にはとても完成度高いと思った。【87点】2025/11/21

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