出版社内容情報
●累計150万部「准教授・高槻彰良の推察」著者新シリーズ!
バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の秋生は、
派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・透と出会う。
接客すらままならない透の対人恐怖症ぶりに驚くも、
持ち前の面倒見のよさを発揮する秋生。
そんな中、透に「幽霊を祓ってほしい」と言う客が。
実は透の正体は――。
家政夫×貸本屋の祓い屋バディでおくる
心震わすゴースト・ストーリー開幕!!
【目次】
内容説明
バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の秋生は、派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・透と出会う。接客もできない透の対人恐怖症ぶりに驚くも、持ち前の面倒見の良さを発揮する秋生。そんな中、「幽霊を祓ってほしい」と言う客が現れる。透の正体は―。家政夫×祓い屋バディで贈るゴースト・ストーリー開幕!
著者等紹介
澤村御影[サワムラミカゲ]
神奈川県出身。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を受賞してデビュー、同作はシリーズ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の犬丸秋生が、派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・鹿住透と出会う、家政夫×貸本屋の祓い屋バディストーリー。同僚の引退に伴って秋生が引き継いだ仕事先、貸本屋〈霞書房〉と並外れた美貌ながらかなりの対人恐怖症を抱える店主・透、巻き込まれる透の本業。依頼として持ち込まれる毎晩同じ時間に駅に現れる幽霊や、マンションに取り憑いている幽霊に透と挑む展開で、明らかにされていく背景と最後のエピソードにはなかなか来るものがありましたが、乗り越えた2人のこれからに期待ですね。2025/11/06
小梅さん。
10
家事代行のバイトをする大学生の秋生。 大学生活について触れないなぁと思ったら、まぁ。 そして、そんな秋生が家事代行で訪れる貸本屋霞書房の透。 いやいや、顔合わせでカウンターの下に入り込むって、どんだけ人見知り?! これもびっくりだったけど、秋生が、それを「かくれんぼ」と思い込んだのもさらにびっくり。ずいぶんずれてるよ。 でも、秋生の家事能力、代行業務での適応能力は素晴らしい。 死してなお、この世に思いを残すって、切ない。 残された者も切ない。(2件目のあいつは除く。(怒)) 2025/11/11
鶯@芒羊會
8
澤村御影先生の新シリーズとのことで楽しみにしていたけど、期待を裏切らぬ面白さだった!この世に残る未練が魂の残滓となって幽霊騒ぎが起きる。その幽霊を祓う設定もすごく良かったし、キャラクターたちも魅力的でいい。世話焼き家事代行・秋生と人見知り店主・透の関係も、秋生とバイト先の社長・美波の関係も好き。3話の仕掛けには全然気づかなくて、思わず最初から読み直してしまった。やっぱり澤村先生のお話好きだなあ。続きが出ることに期待。2025/11/12
わった
4
准教授高槻シリーズの澤村先生の新作。大学生で家政夫のバイトをする主人公が新たに担当するようになった家では、閑古鳥が鳴く貸本屋を営む傍ら幽霊にまつわるお悩みごとを解決していく。タイトルにある通り、家政夫(バイト)だが、お祓いの手伝いも行うことに。なぜ家政夫だったのか、なぜ主人公が幽霊にまつわる手伝いができたのか、なぜ貸本屋なのか…。きちんと理由があり読むうえで納得しながら読み進められ、サクサク楽しく読めました。これは続きそうな予感。2025/11/22
璃龍
4
澤村先生の新シリーズ!楽しく読みました。このコンビもいいね!続きが気になります。2025/11/07
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