文春文庫<br> 万感のおもい

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文春文庫
万感のおもい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924317
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

笑いあり、涙ありの絶品エッセイ46篇を収録!
「万」エッセイの文庫最新刊。

日々に溢れるたくさんの色
大学生活をおくった京都のこと
生まれ育った大阪のこと
これまで読んできた本
対談で出会ったあの人の話
大切な人との別れ
直木賞受賞までの道のり
作家として過ごす毎日のこと……

出会った人と話し、季節の移ろいを目の当たりにし、日常の中で起きる新鮮な出来事が、たくさんの記憶を色鮮やかに呼び起こす。

――今日も私は「しあわせな気持ち」を求め、仏頂面で執筆中である。

万城目節全開!
ユーモアたっぷり、でもときに切ない。
日常の「面白い」を鋭く切り取った、確かな人生の手触りに満ちる名エッセイ。

直木賞受賞までの道のりを描いた「待ち会戦記」、「直木賞賞金の使い道」、陸上競技選手・田中希実さんと会った日のこと、そしてクイズ番組出演の記録の4篇の名作を新たに収録!



【目次】

内容説明

今日も私は「しあわせな気持ち」を求め、仏頂面で執筆中である―人に出会い、季節に触れ、言葉を紡ぐ。色鮮やかに「おもい」を馳せるのは、創作、京都、父のこと。笑いの風景のなかで見つけた確かな人生の手触りに涙がにじむエッセイ集。17年におよんだ直木賞選考結果の「待ち会」やクイズ番組出演の記録など4篇を新たに収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

52
様々な「おもい」を色鮮やかに描いていました。万城目さんの素の顔が見える気がします。肩の力が抜けた感じが心地よく、笑えて考えさせられるエッセイでした。それにしても作家生活17年にして直木賞というのには気がつきませんでした。2025/10/30

tomoko

38
作家,あけくれ(日常)、京都、色、大阪、それぞれへのおもいを綴ったエッセイ集。全体的に万城目さんらしく、面白かったりちょっとジーンときたり‥。2007年から6回目の待ち会で直木賞を受賞した話とか、森見さんと綿谷さんの3人で京極邸を訪問しボードゲームをした話とか、万城目さんの根底に漂う京都や大阪への思い、家族への思い、コロナ禍での思いなど。「檸檬」「鴨川ホルモー」などの小説に登場したお店も閉店していたり、時の流れも感じる一冊。表紙は、万城目邸のアジサイ。一度萎れたと言っていたが、元気に育っていて嬉しい。2025/11/24

ともこ

36
まずおもしろかった。そして、この作家がますます好きになった。「人にやさしく、自分にもっとやさしく」なるほど。直木賞の「待ち会戦記」ああ、そうだろうな。伊坂幸太郎さんが候補に挙がるのを拒否したことを思い出した。クスッと笑う内容のそこここに、柔らかくものを見る目、それを情感こめて表現する作者の力を感じた。月毎の色を決めた「色へのおもい」がよい。色がないと思われる雪や木枯らしの中や、鮮やかと思われる昼間より夕暮れに豊かな色を見つける作者の感性が好きだ。2026/01/19

ハッピーえんど

31
面白く読ませて頂きました。 作者のユーモアある文章が素敵でした。 特に好きだったのは「色へのおもい」です。 意外と言っては失礼になりますが、風流な方なのですね。 特に二月のオレンジではちょっと涙してしまいました。2026/01/27

流石全次郎

31
他の作家との交流、作品の裏話、学生生活を過ごした京都への思い、アスリートとの対談で感じた事など。作家の素顔が見え隠れする一冊でした。文庫化されたエッセイは全部は読んでいないとは思うけど結構読んでる。全部のエッセイの頭に万の字を冠する。え、「べらぼうくん」はついてないよ?と思っていたらその「べらぼうくん」にも触れられていました。2025/10/28

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