出版社内容情報
斬殺された辻強盗の覆面の下は知っている男だった。
襲い来る覆面の男たちと刃を交えて、素浪人に身をやつした流源九郎が真実に迫る。
どこから読んでも面白い!
小杉健治が送る、一話完結の大人気シリーズ待望の最新刊。
藩命により呑んだくれの素浪人に身をやつし、長屋暮らしをしている流源九郎。
ある日、借金の取り立ての同行を頼まれ、向かった先は士官が叶わず、
不本意な日々を送っている浪人、永尾宇三郎宅。
源九郎は永尾の愛刀に血の匂いを嗅ぎ取る。
折しも連続辻強盗が起こり、現場に駆け付けた源九郎が、
斬殺された犯人の覆面をはぎ取ると、その下には永尾の顔があった──。
仕組まれた陰謀と、驚愕の真相を源九郎が暴く!
【目次】
内容説明
藩命により呑んだくれの素浪人に身をやつした流源九郎が借金の取り立ての同行を頼まれた。向かった先は仕官が叶わず不本意な暮らしをしている浪人、永尾宇三郎宅。源九郎は永尾の愛刀に血の匂いを嗅ぎとる。折しも連続辻強盗が起こり、斬殺された犯人の覆面を取るとその下には永尾の顔があった。驚愕の真相を源九郎が暴く!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。88年『絆』で第41回日本推理作家協会賞長編部門を、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として絶大な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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