文春文庫<br> 記憶にありません。記憶力もありません。

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文春文庫
記憶にありません。記憶力もありません。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167923914
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

本書を買ったら即、買ったことを忘れるべし!
「週刊文春」大人気エッセイシリーズ、文庫オリジナル。

歳をとって記憶力がなくなるのは、悪いことばかりではない。
タネになったことを覚えていられないから、老夫婦は喧嘩をしなくなるし、
クヨクヨすることもなくなるから、精神衛生上もよい。
何よりも、人間の生き方の根本に影響する。
過去にこだわらず、「いまという瞬間を生きろ」

人生をよりよく生きるための、あれやこれやが詰まっています。
くせになる極上ユーモア・エッセイ。

解説・平松洋子


【目次】

ツチヤGPT/食レポのいろいろ/パソコンが壊れた/騙されやすさの研究/迷える若者への返信/天国に住めない理由/三十五年前の自分へ/大谷選手と瓜二つ/手を抜く二もほどがある/寿命を延ばす器具/怒りとは何か/免許返納を進める方法/カスハラ撲滅法/老境の理想と現実 (抜粋)

内容説明

歳をとって記憶力がなくなるのは、悪いことばかりではない。タネになったことを覚えていられないから、老夫婦は喧嘩をしなくなるし、クヨクヨすることもなくなる(忘れる)から、精神衛生にもよい…そうやって過去にこだわらず、「いまという瞬間」を颯爽と生きるツチヤ教授のユーモアエッセイ!文庫オリジナル。

目次

艱の章(選択の幅を広げる方法;ツチヤGPT ほか)
難の章(いままでで一番衝撃を受けた一言;謝罪の極意 ほか)
辛の章(三十五年前の自分へ;不便だったころ ほか)
苦の章(音の洪水;残念ながらナメクジではなかった ほか)

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
岡山県玉野市生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マグナム

18
最近では読まないエッセイですが長編小説の間にちょくちょく読みいれていくつもりです。YouTubeでも1日11時間以上座ると寿命が縮むのを見てこれは最近、ウォーキングを行っていないのと座る時間が多くなってきたので注意しているところだ。それに食卓の椅子に座る時にあぐらをかいて座るので困っている。そして本の題名「記憶にありません。記憶力もありません。」とは内容が全然違うところはあしからず。p198ページを引用しています。2025/08/13

練りようかん

15
タイトルが面白い。まえがきに精神衛生に良いと書かれていて、一理あるなと早々に飲み込まれた土屋節。ウソっぽくて言ってることがちょっとずつズレてくる気がするのだけど、最後には本質を突いて世の中の前提のいい加減さにハッとさせられるから不思議だ。教え子との掛け合いは安定感あって楽しく、オレオレ詐欺の心理に膝打ち、ツチヤGPTや瓜二つはクスッと笑える肩の力抜ける感じが良かった。哲学で興味深かったのはアリストテレスの定義。引き出された結果なのか、それとも一部なのか「怒りとは何か」は思わず二度読みした。次作を待つ。2025/08/27

coldsurgeon

10
土屋先生のエッセイは、内容はほとんどない。しかし、なぜかひかれて読んでしまう。今という瞬間を生きる姿を描いて、過去やや未来を気にしないように、颯爽と生きる姿がいいのかもしれない。読み終えるたびに、後悔と不思議な満足感がある。訳が分からないのである。2025/08/25

nori

7
ツチヤ教授のツチヤ節健在^ - ^ 電車内等でパラパラ読むのに丁度良い。今作では『高齢者の創意工夫』の項が傑作。堪らないので以下抜粋〜どっちつかずにしておく度量を持つのが高齢者…顕著なのは読書。だいたいの印象で適当に読むから、「速読法」に似ており、いわば「遅い速読法」だ…ミステリで、死んだはずの人物が登場する。読み直すような手間はかけず、推理ですませる。そして数々謎が加速度的に増えていく…この数々の中にご存知ツチヤ節のコレでもかというしつこいネタが仕込まれている🤭2025/07/29

ミヤじいさん

2
安定の文春エッセイ。世間と奥さんと教え子とを斜めに見てのやり取り(?)が面白い2025/08/30

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