文春文庫<br> 文豪、社長になる

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文春文庫
文豪、社長になる

  • 門井 慶喜【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167923877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時代が求めた男・菊池寛!
話題の書籍、待望の文庫化決定!!

大ベストセラー作家にして、稀代のプロデューサーだった男はいかにして時代を読み、大衆に愛されたのか?

芥川龍之介や直木三十五、川端康成などの協力を得、菊池寛が発行した「文藝春秋」創刊号はたちまち完売する。読者が求めた雑誌は部数を伸ばし、会社も順風満帆の成長を遂げていく。


天才を見抜く天才で、芥川賞・直木賞の「父」でもある菊池寛。
「通俗者」と馬鹿にされても『真珠夫人』など徹底したエンターテイメント作品を書き続け、お茶の間を明るくすることを願った。

生涯を懸けて「文学」を娯楽にかえ、映画に携わり、エポックメイキングな仕事をし続けた男の生涯と、戦中戦後を生きた数々の「文豪」や出版人の奮闘に涙する感動作。


【目次】

内容説明

『真珠夫人』や『恩讐の彼方に』などヒューマニズムに溢れた大衆小説が人々の心を掴み、菊池寛は一躍ベストセラー作家に。大正12年、「文藝春秋」創刊。芥川龍之介や川端康成ら才人は引きも切らず、雑誌は売れに売れ…活字が何よりの娯楽だった時代にお茶の間を沸かせ続けた天才プロデューサーの実像とは?

著者等紹介

門井慶喜[カドイヨシノブ]
1971年、群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞。推理小説に留まらず、時代小説にも進出。16年『マジカル・ヒストリー・ツアー』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、未来の大阪文化を担う人材に対して贈られる、第34回咲くやこの花賞を受賞。18年、『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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イシカミハサミ

17
菊池寛(本名はひろし、筆名はかん) 肩書きは小説家・劇作家・ジャーナリスト そして実業家。 文藝春秋社の創業者。 この時代の文壇は世界が狭くて、 大抵の名前は登場するから見ごたえがあって面白い。 直木三十五は賞の名前になっている以上の知識がなかったので、 今回会えてよかった。2025/08/21

NAOAMI

11
名選手が監督を兼任。大ヒットグループのダンサーが事務所の社長に。旧ジャニーズの…。文豪でヒット作を持ち尚も精力的に書き続ける小説家が出版社を立ち上げ、雑誌・文藝春秋を刊行するのはそれら以上。芥川・直木を冠した賞を創設した意図にふれる序盤。彼らとの関係性や恩義に報いるという思考と菊池の内面が細かく綴られ、その歴史をなぞるように文藝春秋の紆余曲折が被さる構成の妙。小説家って妥協・融通の利かないイメージだが、時代の波・大衆の志向に逆らわない柔軟さが彼の真骨頂。名プロデューサーか、大納得。解説が秋元康ってのも〇。2025/08/17

コニタン

9
この小説を読むまで、菊池寛が文芸春秋作った事を知らなかった。菊池寛の生涯に圧倒されました。直木賞、芥川賞も菊池寛が始めた事も知らなかった。直木三十五の人生を知る事出来て楽しかったです。川端康成、横光利一、山本有三の文豪が出てきて面白さ満載の小説で、秋元康じゃないけど、夢中になってこの本を読みました。良かった!2025/08/18

みんな本や雑誌が大好き!?

1
本書では、「反資本、反共産、反ファッショの三反主義」を掲げる穏健派の社会主義の社会民衆党で戦前、政治家としても、一時期活動した政治遍歴などに関しては、何も描かれていません。このあたりがちょっと物足りなく感じました。 それ以外は、ほぼ史実にのっとって書かれた評伝。面白くよみました。詳しい読後感はブログにて。2025/08/12

yuuguren

1
文藝春秋を発刊し、芥川賞直木賞を創設した文豪、菊池寛の一代記。芥川や直木三十五たち作家や雑誌発行の裏方たちとの交流や、経営の素人であるが故の苦労、戦時下での軍とのやりとりなどが語られている。菊池の作品は読んだことがないが、文藝春秋を創刊したことは知っていた。文学界での現在最高に権威の芥川賞直木賞の創設当時の在りようを改めて知ることができた。2025/08/03

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