文春文庫<br> 名探偵と海の悪魔

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文春文庫
名探偵と海の悪魔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167923495
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

 日本推理作家協会賞 翻訳部門最終候補
 英国推理作家協会スチール・ダガー賞候補
 英国歴史作家協会ゴールド・クラウン賞候補
「このミステリーがすごい!」第4位
「週刊文春ミステリーベスト10」第6位
「本格ミステリ・ベスト10」第6位

 呪われた帆船で連続する怪事件は悪魔の仕業か?

 海洋冒険+怪奇小説+不可能犯罪。あまりに面白すぎる本格ミステリ巨編!

 時は17世紀、 大海原を進む帆船で起こる怪事件。
 囚われの名探偵に代わり、屈強な助手と貴婦人が謎を追う。
 すべては悪魔の呪いか、あるいは――?

 ――この船は呪われている、乗客は破滅を迎えるだろう。
 バタヴィアからオランダへ向かう帆船ザーンダム号に乗船しようとしていた名探偵サミー・ピップスと助手のアレントら乗客たちに、血染めの包帯で顔を覆った男がそう宣言した。その直後、男は炎に包まれて死を遂げる。名探偵として名を轟かすピップスだが、いまの彼は罪人として護送される途上にあり、この怪事件を前にしてもなすすべがなかった。

 オランダへと帰国するバタヴィア総督一家らを乗せ、ザーンダム号が出航せんとしたとき、新たな怪事が発生した――風を受けてひるがえった帆に、悪魔〈トム翁〉の印が黒々と浮かび上がったのだ! やがて死んだはずの包帯男が船内に跳梁し、存在しないはずの船の灯りが夜の海に出現、厳重に保管されていた極秘の積荷が忽然と消失する。すべては悪魔の仕業なのだろうか?

 わきおこる謎また謎。だが名探偵は牢にいる。元兵士の助手アレントは、頭脳明晰な総督夫人サラとともに捜査を開始するも、鍵のかかった密室で殺人が!

 驚愕のSFミステリ『イヴリン嬢は七回殺される』の鬼才の第二作。海洋冒険譚と怪奇小説を組み込んだ全方位型エンタテインメント本格ミステリ!

内容説明

オランダへ向かう帆船で連続する怪事件。極秘の積荷の消失、幽霊船の出現、徘徊する死者。悪魔の呪いへの恐怖が満ちる船内で、囚われの名探偵に代わり、屈強な助手アレントと聡明な貴婦人サラが調査を開始するも、遂に船内で密室殺人が。海洋冒険と怪奇小説に大胆不敵な本格ミステリを組み込んだ新鋭の大作。

著者等紹介

タートン,スチュアート[タートン,スチュアート] [Turton,Stuart]
イギリス生まれ。書店員、教師、記者などを経て、2018年に『イヴリン嬢は七回殺される』で作家デビュー。コスタ賞最優秀新人賞を受賞し、日本では2019年「週刊文春ミステリーベスト10」で2位に。本書は2020年発表の第二長編で、英国推理作家協会イアン・フレミング・スチール・ダガー賞と、英国歴史作家協会ゴールド・クラウン賞の最終候補となった

三角和代[ミスミカズヨ]
福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rara

4
冒頭から最後までめちゃくちゃ面白くてわくわくしながら読みました。悪魔の囁きやら家畜の死やら全編を通してオカルト的でしたがきっちりと謎は解決されます。悪魔やら荒くれ者の船員やら血みどろ部分も多々ありましたが読後感は良かったです。2025/04/19

そら

4
海洋冒険小説+怪奇小説+推理小説。1634年を舞台に、東インド貿易船がアムステルダムへ向かう途中、様々な怪奇現象と殺人事件が起こり、名探偵ピップスの助手アレント中尉が事件の真相に迫る。 雰囲気も海洋冒険も面白いんだけど、ラストが唐突過ぎてガッカリ。2025/03/22

shonborism

3
前作の特殊設定ものとは異なり今回は17世紀の船の上の話。乗客たちのクラシカルさや船員たちの荒くれっぷりな描写も読むのにワクワクする。文章はとても長かったが、それも納得のラストだった。2025/03/20

亜済公

1
ワクワク。2025/04/15

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