出版社内容情報
少女漫画界のレジェンド、山岸凉子の“最恐”ホラー、令和に降臨。
山岸作品の中でも、トラウマ級の恐怖と言われる伝説的な作品がある。
それが表題作「わたしの人形は良い人形」だ。
昭和21年。初子という少女が交通事故で死んだ。
葬儀では副葬品として立派な市松人形が添えられたが、
その人形は初子と一緒に焼かれないまま箪笥に仕舞われることになる。
長い時を経て、今、呪いの人形が背後から忍び寄ってくる……。
ラストの1ページが、読む者を更なる恐怖に突き落とす!
「こんな恐ろしい話、ほかにない」──三宅香帆
収録作はほかに、
クラスメイトにも馴染めず孤独と不満を募らせる地味な女子高生が学校である日突然、美しい少女に話しかけられる「八百比丘尼」
家々に火が灯る日暮れ時。歩いても歩いても家に辿り着けないその訳に戦慄する「化野の……」
両親の離婚でN市のとある学校に転校した少女を襲う怪奇現象を描いた「千引の石」
内容説明
昭和21年。少女が事故で死んだ。一緒に埋葬されるはずだった市松人形が引き起こす惨劇の連鎖。長い時を経て、今また呪いの人形が背後から忍び寄ってくる。ラスト1ページが読む者を更なる恐怖に突き落とす表題作。クラスに馴染めず孤独な女子高生に謎めいた美少女が接近してくる「八百比丘尼」など4編を収録。
著者等紹介
山岸凉子[ヤマギシリョウコ]
9月24日、北海道札幌市生まれ。1969年「レフトアンドライト」でデビュー。後に「花の24年組」と言われる漫画家のひとりとなる。1983年「日出処の天子」で第7回講談社漫画賞、2007年「テレプシコーラ/舞姫」で第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。幅広い作風であらゆる世代から絶大な人気を誇る少女漫画界のレジェンド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽子
阿部義彦
しばこ
マドリン
7a