出版社内容情報
警察小説で数多くの人気シリーズを生み出してきた作家・麻見和史が本作で挑むは「コールドケース(未解決事件)」。妻を亡くし仕事への意欲を失いかけていた刑事・藤木は、「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属され、そこで出会った仲間と捜査を続けるうちに、刑事としての矜持を取り戻してきていた。そんななか、東京・西大井で無惨に腹を裂かれた遺体が発見される。その遺体は、なぜか上半身が血液で塗りたくされ、そばには林檎がひとつ置かれていた。まるで何かのメッセージのように……。捜査を進めるうちに、13年前の未解決事件の重要参考人がこの被害者とかかわっていたことが明らかになったところで、事件が大きく動き始める。藤木たちがたどり着いた運命に翻弄された男たちの悲しすぎる事件の真相とは!
内容説明
西大井の廃屋で見つかった血まみれの遺体。被害者の傍らにはフルーツと電子部品が置かれていた。奇妙な遺留品は犯人からのメッセージか?捜査線上に浮かんで来たのは13年前に起きた殺人事件の重要参考人。藤木たち警視庁捜査一課「凍結班」が新たに白骨遺体を発見し、運命に弄ばれた男たちの過去が明らかにされていく―。
著者等紹介
麻見和史[アサミカズシ]
1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズはドラマ化もされ人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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