出版社内容情報
ドンデン返しの魔術師ディーヴァー、
謎解きとアクションの完璧な融合。
流浪の名探偵は山中のカルト集団に潜入し、その意外な正体を暴く!
ヘイトクライムを犯して逃亡した若者二人組を追うことになったコルター・ショウは、難なく彼らの居場所を突き止めた。しかしショウの目前で若者は自殺を遂げてしまった。彼らの不可解な行動の陰に何があるのか。独自の調査をはじめたショウは、ワシントン州の山中に本拠地を置く共同体「オシリス・ファウンデーション」に行き着く。そこはカリスマ的な男イーライ師が、共同生活を通じて、ひとびとに変革をうながすものとされていた。
三週間の「ハッピーで満ち足りた生活を得るコース」に登録してファウンデーションに潜入したショウは、そこが武装した男たちに警備されていることを知る。しかもカルトめいた集団の周囲では不可解な殺人が頻発していた……。
決死の隠密調査の末にショウが財団の隠された目的を見破った瞬間、彼はカルトの「敵」となる。父から叩き込まれたサバイバル術を駆使して、ショウは追撃をかわし、救出すべき人びととともに脱出せねばならない!
『ネヴァー・ゲーム』に続くシリーズ第2作。ドンデン返しの魔術師が、そのサプライズを緊迫のアクション・サスペンスに組み込んだジェットコースター・サスペンス。
名探偵コルター・ショウの活躍は、配信ドラマ『トラッカー』でも楽しめます。
内容説明
姿を消した人間を追跡するエキスパート、コルター・ショウの眼前で若者は死を遂げた。彼は“オシリス財団”の研修を受けていたという。山中に施設を持つ同財団は謎に包まれ、調査していた新聞記者が殺害されていた。真相を追ってショウは単身、敵地に潜入する。ドンデン返しの名手が生んだ新ヒーローが活躍する冒険ミステリー。
著者等紹介
ディーヴァー,ジェフリー[ディーヴァー,ジェフリー] [Deaver,Jeffery]
1950年、シカゴ生まれ。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライム・シリーズ、“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス・シリーズは世界中でベストセラーに。日本の各種年末ミステリ・ランキングでも毎年のように上位にランクインする、現代技巧派ミステリの第一人者。ノンシリーズ長編小説、短編集などの人気作品も多数刊行
池田真紀子[イケダマキコ]
1966年、東京都生まれ。上智大学法学部卒業。ディーヴァーのライム・シリーズ、ダンス・シリーズ、コルター・ショウ・シリーズなどの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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