内容説明
梅雨入り前の由比ヶ浜に、気鋭の建築家・若尾昌史の水死体が打ち上げられた。県警捜査一課の吉川元哉と鎌倉署刑事課強行犯係の小笠原亜澄の幼馴染コンビは、若尾の師匠である世界的建築家やその弟子たちを訪ね歩き、事件の真相に迫る。さらにはコンビの関係を揺さぶる美女も登場し…鎌倉の殺人事件を追うシリーズ第5弾!
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒。2014年に『私が愛したサムライの娘』で第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で15年に第3回野村胡堂文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー
28
冒頭、亜澄の吉川に対する態度にイラッとする所から物語が始まりました。オフの日に女性と出会っていた(内容はさておき…ですが)だけで機嫌を損ね、当たりがキツくなるって、何がしたいのでしょうか。明文化された関係性でもないのにその態度、女性からしても受け入れられず…でした。そんな気持ちのまま読了となったので、事件については深く入り込めず。期間を開けて再読したら、何か変わるかな?2025/06/10
み
20
このシリーズ、軽く読めます。今作を飛ばして読んだので、あの女子のゴタゴタが分かってなかったのね。亜澄さん、面倒臭いですよ…。2025/05/31
rokoroko
20
シリーズもの幼馴染の同志がコンビ組んで事件かいけつなのだがどれを読んでも同じ味わいだった2025/01/21
マカ
13
シリーズ第5弾。なんか今回は急に解決した感が否めない。関係者にずっと話を聞きに回る中、本のページは残り僅か。あれ?まさか続くの?と思ってたらあれよあれよと解決。そして元哉が女性といたことを目撃したからなのか、こちらも急に亜澄が嫉妬?嫌味?を繰り出して、またもやあれ?って状態になりました。う~ん・・・全体的にちょっと消化不良です。2024/10/28
読書好き・本屋好き堂
10
第5弾。 由比ヶ浜に気鋭の建築家の水死体が打上げられた! 近くを非番の日に訪れていた吉川元哉が通りかかる😅 何だか可愛そうな元哉に同情しつつ、最後まで一気に読んでしまった😆 今回もバディを組んだ亜澄との今後も気になる(笑)2024/10/14