出版社内容情報
満場一致で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞!
徳川家康にかけられた「五霊鬼の呪い」。
どんでん返しの連続!
謎の呪詛者の正体を宮本武蔵が追う──!
大坂の陣前夜、天下統一を果たした家康を呪詛した「呪い首」が発見される。
呪いをかけた者を突き止め、生け捕りにする依頼を受けた武蔵。
太平の世も近づき、己の剣はもはや時代遅れになったことを痛感し、
依頼を拒んだ武蔵だったが、
たった一人、自分を一途に慕っていた弟子が呪詛者に惨殺されたことを知る……。
乱世が終焉を告げる中、滅びゆく者たちの最後の戦いが始まる。
血湧き肉躍るエンターテインメントにして、読む者の心を震わせる傑作。
五霊鬼の呪いの言い伝えとは──
一、諱(いみな)を刻まれた者は二年のうちに呪い殺される。
二、呪いを解くには、妖かし刀で呪詛者を殺さねばならない。
三、妖かし刀を破壊すると、破壊した者と呪詛者の九族が死に絶える。
内容説明
天下統一を果たした徳川家康を呪詛した「呪い首」が発見される。呪いをかけた者を突き止め、生け捕りにする依頼を受けた宮本武蔵。己の剣は時代遅れになったと固辞した武蔵だったが、唯一の弟子が呪詛者に惨殺されたことを知り…。血湧き肉躍るエンターテインメントにして、読む者の心を震わせる傑作。本屋が選ぶ時代小説大賞受賞作。
著者等紹介
木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。14年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。15年に同作で第152回直木賞候補となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した。19年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、20年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞、22年『孤剣の涯て』で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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河内 タッキー
ワンモアニードユー
takao
かずぺん
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