文春文庫<br> おでかけ料理人―ふるさとの味で元気になる

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文春文庫
おでかけ料理人―ふるさとの味で元気になる

  • 中島 久枝【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

教養高いが世間知らずのおばあさまと、
料理のセンス抜群だが内気な16歳の孫娘・佐菜。
老舗帯屋「三益屋」の倒産と共に世の荒波に放り出された
箱入りコンビが、「出張料理」を仕事に奮闘する大好評シリーズ第二巻。

出張料理人としてなんとか滑り出した佐菜が今回頼まれたのは、
山形・米沢から江戸に出てきた一家の御飯づくり。
だし(夏野菜を刻んだ漬物を入れる)や鯉のうま煮を所望されたが-―
故郷の味が人をどれだけ元気にするのかを
知る佐菜は、一方で、4歳の弟の様子が心配でたまらない。
おばあさまがお能「菊慈童」からヒントを得て救ってくれるか?

フードライターとして全国の美味しいモノを知る
著者が満を持して送る、
<美味しいモノ × 教養 × ほっこり時代小説>
5つの美味しいストーリー!

内容説明

米沢から江戸に出てきた一家の出張料理を頼まれ、ふるさとの味で喜ばせたいと張り切る佐菜は「鯉のうま煮」の作り方を調べるが…一方で今は離れて暮らす4歳の弟の様子が心配でたまらない。知恵者のおばあさまは、お能「菊慈童」からヒントを得て救ってくれるか。懐かしい味は人の元気の源!大好評のおいしいシリーズ第2弾。

著者等紹介

中島久枝[ナカシマヒサエ]
学習院大学文学部哲学科卒。食と料理をテーマに、雑誌や単行本の企画・構成・編集、ウェブサイト、イベント企画なども行い、2013年時代小説『日乃出が走る 浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞受賞。ポプラ文庫より小説家デビュー。2019年「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」シリーズと『一膳めし屋丸九』で、日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

82
おでかけ料理人の佐菜の元にぼちぼちながら出張料理の仕事も入ってきた。普通、料理人は魚の下ごしらえから入って焼き、煮物料理になるんだけど、佐菜に限って魚の下ごしらえが苦手という、この辺りはかつてはお嬢様だったんだなって思わせる。佐菜の義母にあたるお鹿が作る唐辛子が人気が出て商売繁盛は良かったが、縁を切ったはずのお兄さんが病でお鹿が面倒を見るハメに。お鹿の息子の市松に見えるみっちゃんという名の女の子。子供ながらに胸に抱える寂しさが切ない。鯉のうま煮、穴子すし、分厚いかき揚げ、栗ご飯、どれも美味しそう!2024/08/24

ひさか

32
2024年8月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。鯉のうま煮とだし、穴子すし、ねぎと桜えびのかき揚げ、二八そば、菊づくしと栗ごはん、の5つの連作短編。義理の母お鹿と弟の市松を気にかける佐菜が健気だ。佐菜の祖母が力を貸してくれるところが、楽しい。2024/10/01

あっちゃん

29
シリーズ2作目!特別な苦難も無く、実は…的な生い立ちも無く、意気込む事無く読めるシリーズ(笑)登場人物みんなが完璧じゃない所も人間的!主人公だけじゃなくおばあさまも成長中なんだな( ̄ー ̄)2024/11/25

むつこ

29
シリーズ2作目。料理上手な主人公・佐菜の鼻につく感が抜け、安心して料理道を邁進している姿に好感を持ちながら読み進むことができた。おとなしい性格も周囲の人たちの江戸っ子気質の影響か言うべき時はキッパリ言えるようになり度胸もついてきて気持ちよく、基本、悪い人がいないのもよい。2024/11/06

よきりん

21
シリーズ二作目。人情溢れる江戸っ子に囲まれて、たおやかに成長する佐菜にまた会えました。おばあさまも相変わらずで何よりです。料理の腕も人としての振る舞いも、伸びしろいっぱいの佐菜。まだまだ物語は続きそうです。2024/11/27

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