文春文庫<br> 精選女性随筆集 須賀敦子

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文春文庫
精選女性随筆集 須賀敦子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922542
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

文春文庫創刊50周年記念 精選女性随筆集シリーズ第11弾!
イタリアを愛し稀有な人生を歩んだ彼女の、魂の旅路を辿る名随筆

あらゆる感情と丁寧に接し、言葉という品格をまとわせる。
そんな須賀敦子の、深く、しなやかな知性がここに象られている。
                     --ヤマザキ マリ
須賀敦子の文章は、不思議だ。
ものの匂いも色も音も、
まるで目の前で再現されているように、
ありありと感じられる。
         ――川上弘美・まえがきより

1960年代、イタリアでコルシア書店の仲間たちと運命的な出会いがあった。
最愛のペッピーノと結婚、霧の街ミラノに暮らす。
知り合った人々との邂逅を慈しみ、優しい眼差しと誠実さに溢れる独自の表現で、
多くの人々に愛されるエッセイを紡いだ。
まだ海外渡航が珍しい時代、果敢に道を切り開いた著者の名随筆。

解説・岡本太郎





内容説明

1960年代、イタリアでコルシア書店の仲間たちと運命的な出会いがあった。最愛のペッピーノと結婚、霧の街ミラノに暮らす。知り合った人々との邂逅を慈しみ、優しい眼差しと誠実さに溢れる独自の表現で、多くの人々に愛されるエッセイを紡いだ。まだ海外渡航が珍しい時代、果敢に道を切り開いた著者の名随筆。

目次

第1部 イタリアの友人(遠い霧の匂い;マリア・ボットーニの長い旅;夜の会話;カラが咲く庭;オリエント・エクスプレス;電車道;マリアの結婚;重い山仕事のあとみたいに)
第2部 文学と人生(プロローグ(『ユルスナールの靴』)
死んだ子供の肖像
しげちゃんの昇天
チェレザの家)
第3部 ペッピーノへの手紙ほか(芦屋のころ;となり町の山車のように;大洗濯の日;ヤマモトさんの送別会;なんともちぐはぐな贈り物;書簡「一九六〇年ペッピーノ・リッカ宛」より(翻訳・岡本太郎))

著者等紹介

須賀敦子[スガアツコ]
1929(昭和4)年、兵庫県生まれ。聖心女子大学文学部卒業。53年よりフランス、イタリアに留学し、71年に帰国。91年、『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。98年3月逝去

川上弘美[カワカミヒロミ]
1958(昭和33)年、東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。94年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。96年「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。19年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にーに

6
須賀敦子さんの本は以前から読みたかったんですが、どれから読めばと迷ってました。川上弘美さんセレクトということで、すぐ購入しました。読み始めは、不思議なかんじだなーと思っているうちに、どんどん引き込まれました。一部の「イタリアの友人」はどれも面白く、周りの方の細かな観察と共に、時間と空間を行ききしながら、最後になにか感じさせる、なにかじんわり伝わってくる素敵な本でした。2024/12/14

nanaco-bookworm

5
まず表紙がいいな。須賀敦子さんが恵まれた境遇で育ちつつも、多分おてんばで型におさまらない、そして聡明なお嬢さんだったことが滲み出ている文章だった。そもそもこの時代、こんなふうに海外に行けたのだと思うと、同じ世代の、農家の兄妹の多いなか長女として生まれ育ち、大学に行きたくても行けなかった母をもつ私には少しの嫉妬も感じられた。だが、須賀敦子さんの文章を読むと場面が目に浮かぶ、絵が浮かんでくる。イタリアやローマの一人一人がイキイキと伝わってくる。珠玉の随筆集だったことは確かだと思う。2025/01/26

chiyamofu

5
オリエント・エクスプレスが好きでした。2024/12/28

キー

3
1960年代、イタリアでコルシア書店の仲間たちと運命的な出会いがあった。最愛のペッピーノと結婚、霧の街ミラノに暮らす。知り合った人々との邂逅を慈しみ、優しい眼差しと誠実さに溢れる独自の表現で、多くの人々に愛されるエッセイを紡いだ。まだ海外渡航が珍しい時代、果敢に道を切り開いた著者の名随筆。2024/07/26

sutekibito

2
興味の対象が異なる、時代が異なる、集中力が続かず読むのに苦労した。2024/08/16

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