文春文庫<br> オリンピックを殺す日

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文春文庫
オリンピックを殺す日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922436
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

スポーツビジネスの闇に一石を投じる、衝撃的サスペンス!

スポーツ新聞の記者の菅谷は、オリンピック取材を仕事の矜持としてきた。
そんな中、大規模なスポーツの祭典「ザ・ゲーム」がアテネで開催されるという情報をキャッチする。
情報が全くない大会の取材に乗り出した菅谷だが、関係者は一様に口をつぐむばかり。それどころか近年のオリンピックや、メディアとスポーツの関わり方に疑問を呈される。
出場者も多くは語ろうとしないが、選手にとってザ・ゲームが理想的な大会であることを匂わせるばかりだ。
そして関係者が口々に言う主催者の「彼」の理念とはいったい何なのか…。

メディアを一切排除した先にあるスポーツイベントに翻弄される菅谷。

「スポーツ」と「メディア」、「巨大スポンサー」。この構造を崩し、「オリンピック」を壊そうとする首謀者は誰なのか。
菅谷は、謎の組織の正体を暴けるのか。

パリオリンピックを目前に文庫化!

解説は、『スポーツウォッシング なぜ〈勇気と感動〉は利用されるのか』(集英社新書)で話題のスポーツジャーナリスト、西村章さん。

内容説明

巨大IT企業が主催するスポーツイベント「ザ・ゲーム」。メディアを排除し、五輪を代替する選手ファーストの大会を標榜すると、各国の有名選手が参加を表明。謎多き大会にベテラン記者が取材を進めると、スポーツビジネスの闇が浮き上がってきて―。「スポーツと金」を巡り賛否両論が沸騰した傑作サスペンス。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

21
元々スポーツは話題作りのために結果だけ押さえておけばいいと思っている私。別にスポーツ自体もそれを観る人も否定はしませんが、2021年に力技で開催された東京オリンピックは、間違いなく私の中での「スポーツ離れ」に拍車をかけました。この物語のテーマの一つだと思われる「オリンピックは誰のための大会なのか」。東京や昨年のパリオリンピックのゴタゴタを見ていると、少なくとも選手のためではないなと。この物語、選手以外のスポーツでメシを食っている人たちからは大顰蹙かもしれませんが、こういう問題に真剣に向き合う時期なのかも。2025/03/01

しぇるぱ

3
次のオリンピックが某都市で行われるのだが、近い日程でぶつけてくるスポーツイベントがあるらしい。現役を引退したトップアスリートで作るSHQと巨大IT企業ネイピアが、新しいワールドスポーツ大会「ザ・ゲーム」を開催するらしい。趣旨は、スポーツマンの間でオリンピックに違和感を抱くようになったこと。オリンピックはスポーツ貴族にリベートの金が乱れ飛び、広告代理店が運営を握り、テレビネットワークの買い取りにひれ伏している。無観客で、テレビ放送なく、インタビューなく行われるイベントなのだ。インターネットで動画を提供する。2024/09/05

hiyu

2
本書で示されたメッセージは明確である。このメッセージに対象となった機関等はどのように反論するのだろうか。もちろんありきたりのものは思い浮かぶが。ただ、ザ・ゲームに継続性があるかというと疑問がないわけではない。2025/02/04

みろ

1
常田先生の考えに120&賛同する!菅谷記者が、普通の多くの人々の感情だろうな?!っと、菅谷は、ジャーナリスト?なのだから一般人とは違うか?リアルにコロナで、無観客?東京オリンピックに憤っていた私。しかし、友達は、「なんで?やってよかったじゃない!」と言われた。汚職?金の流れ?本当に汚い政治家?いろいろ絡んで?野田?大臣は、レガシーを残した!といったような?!負のレガシーだとしか思えない。悪事がぽろぽろ出ても、追求も中途半端で、わるいことした人?企業もおとがめなしに等しかったのではないだろうか?´;ω;`2024/10/08

ちなシケ

1
⭐️⭐️⭐️2024/08/31

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