文春文庫<br> ここじゃない世界に行きたかった

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文春文庫
ここじゃない世界に行きたかった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922207
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

29歳で移り住んだニューヨーク。
言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。
そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは
心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。
「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―-

世界の諸問題への視点、生活への美意識。
総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ
文章を発信し続ける著者のデビュー作。

noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた
新世代エッセイ集。

解説・谷川嘉浩(哲学者)。

 <目次>

Ⅰ 共感、美しくあること
   SNS時代の求愛方法 
   ニューヨークで暮らすということ 
   美しくあること、とは  etc…

Ⅱ じぶんを生きる
   「化粧したほうの私」だけが存在を許される世界で
   私の故郷はニュータウン
   先に答えを知ると、本質に辿り着きにくくなる
   ミニマルに働くということ  etc…

Ⅲ 生活と社会
   晴れた日に、傘を買った話
   五感の拡張こそがラグジュアリー
   BLM、アジア系アメリカ人、私の考えていること etc…

Ⅳ 小さな一歩
   臆病者よ、大志を抱け
   「良いことでは飯が食えない」への終止符を
   私の小さなレジスタンス
   50歳の私へ etc…

あとがき
文庫あとがき
解説 「夜の言葉」を書く人 谷川嘉浩

内容説明

29歳で移り住んだニューヨーク。言葉もスキルも通じない日々に、大切な人と繋がらせてくれたのは、心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―SNS時代の求愛方法、ミニマルな働き方、大統領選、とびきり美しい傘。大反響のデビュー作。

目次

1 共感、美しくあること(SNS時代の求愛方法;ニューヨークで暮らすということ ほか)
2 じぶんを生きる(「化粧したほうの私」だけが存在を許される世界で;人の話をちゃんと聞いていませんでした ほか)
3 生活と社会(晴れた日に、傘を買った話;五感の拡張こそがラグジュアリー ほか)
4 小さな一歩(臆病者よ、大志を抱け;続・ニューヨークで暮らすということ ほか)

著者等紹介

塩谷舞[シオタニマイ]
1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。2009年、大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て2015年に独立。2018年に渡米、NYでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿しながらnote定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

55
装丁が綺麗だと思い手に取った。内容としては著者の塩谷さんのニューヨークへ移住してからのエピソードをまとめたエッセイになっている。まず文章が素晴らしい。言葉が瑞々しい。そしてこういった文章でエッセイを書きたいと思わしてくれる文章表現や話の構成になっている。SNS時代において言葉の重要性を改めて感じさせてくれる作品であった!2024/06/27

グレートウォール

8
バスライターという本人曰く恥ずかしい肩書がある塩谷舞さんのエッセイ。以前はバズらせ方を駆使して記事を多くの人の目に触れさせる生業をしていた彼女も経験を経て、NYへと引っ越し、いつしかちゃんと自分の目の行き届くところに意識を向け始めるようになる。彼女の感性を持ってしても生きづらさや世の中の問題はやはり大きくて、それでも答えを見つけようと足掻く。この世代の方が何を考え、そして私たちが何をすべきか、立ち止まって考える良い機会になった。2024/05/18

うちこ

6
このかたの文章を読んでいると「ウォッシング」に対する感覚が刺激されます。 「させていただく」は謙遜ウォッシングだし、「これもメッセージ」は宇宙意識ウォッシングに見えてきます。 薄っぺらいものを虚しいと感じる苦しみがいろんなトピックの中に散りばめられていました。 法則は知っているし慣れてはいるけど、わたしはこのパターンの中にいることをそろそろ終わりにします、と区切りをつけていくことについて、見栄とプライドと現実について、ふわっと何かを思い出しながらあっという間に読み終えてしまいました。2024/09/06

ERIN

4
エッセイ本でここまで付箋がついたのは初めてかもしれない。感じたことを慎重な手つきで紡いでいるような文章が、私にとってはとても心地よかった。「ぴたりと波長が合う人が見つけられた瞬間は、あぁ一人じゃなかった!とすべての過去を全肯定してあげたくなるような、全身をお風呂で温めるような感覚に包まれるのだ」2025/01/26

バナナカプチーノ

4
単行本でも読んでましたがとても良かったので文庫も買って再読。なんか文章の雰囲気が好きなんですよね。ニューヨークが舞台だし、アートの話も多く興味深い。追いかけていきたい書き手さんです。2024/05/31

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