出版社内容情報
霊能力者だらけの家族から距離を置く一華を心配し、僧侶の兄・嶺人が上京してきた。実家に無理矢理連れ戻される、と怯える一華をよそに、相棒の翠はある“秘密”を用意しているようで……。五百年級の怨霊との交流に、少女の霊との命懸けのかくれんぼ。今回の「心霊調査」も一筋縄ではいかない!
『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』著者による、書き下ろし新シリーズ第3弾!
内容説明
霊能力者だらけの家族から距離を置く一華を心配し、僧侶の兄・嶺人が上京してきた。実家に無理矢理連れ戻される、と怯える一華をよそに相棒の翠はある“秘策”を用意しているようで…。五百年級の怨霊との交流に、少女の霊との命懸けのかくれんぼ。今回の「心霊調査」も一筋縄ではいかない!大人気書き下ろしシリーズ第三弾。
著者等紹介
竹村優希[タケムラユキ]
山口県生まれ。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
24
霊能力者だらけの家族から距離を置く一華を心配して、上京してきた僧侶の兄・嶺人。実家に無理矢理連れ戻されると怯える一華をよそに、相棒の翠はある秘策を用意する第3弾。突然上京してきた兄の真意を掴みきれずに戸惑う一華に対して、嶺人も重度のシスコンっぷりを炸裂させるだいぶ強烈な性格ではありましたけど、そんな彼を巻き込みながら、五百年級の怨霊との交流や少女の霊との命懸けのかくれんぼといった心霊調査を通じて、さりげなく共犯者に仕立て上げていく翠の立ち回りがだいぶしたたかでしたね。一華の思い出せない記憶も気になります。2024/06/04
あずとも
3
前作の最後に登場した一華の兄・嶺人のキャラがシスコン度も含めてなかなか強烈で面白い。そして五百年級の怨霊との交流や少女の霊との命懸けのかくれんぼという心霊調査より翠の嶺人でさえ利用する計算高さが怖い。一華が思い出せない過去の記憶が今後明らかになっていくのかな。楽しみ。2024/05/11
サリー
0
○2024/06/02
早帆ママ
0
兄・嶺人のシスコンぶりが面白い。一華の思い出せない記憶がますます気になる。2024/05/26