出版社内容情報
草彅剛主演の映画『碁盤斬り』の脚本家が自ら書き下ろした小説
映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。
この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。
登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。
【あらすじ】
娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。
彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。
しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。
ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。
絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!
内容説明
娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。しかし、かねてから嗜む囲碁には彼の実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意するのだが…。
著者等紹介
加藤正人[カトウマサト]
1954年秋田県能代市生まれ。脚本家。ドラマ『水の中の八月』で第15回(1999年)モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞、映画『雪に願うこと』で第61回(2007年)毎日映画コンクール最優秀脚本賞、『クライマーズ・ハイ』で第32回(2009年)『孤高のメス』で第34回(2011年)『ふしぎな岬の物語』で第38回(2015年)日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど、数多くの映画やドラマの脚本を手がける。早稲田大学大学院客員教授、東北芸術工科大学デザイン工学部映像学科教授、日本シナリオ作家協会会長、理事長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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