文春文庫<br> 碁盤斬り―柳田格之進異聞

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文春文庫
碁盤斬り―柳田格之進異聞

  • 加藤 正人【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921842
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

草彅剛主演の映画『碁盤斬り』の脚本家が自ら書き下ろした小説

映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人さんが、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。
この映画の世界を、加藤さん自身が小説として書き下ろしました。
登場人物の細かな心情の描写はもちろん、映画では描き切れなかった若き日の格之進の姿、また映画のラストの「その後」がしっかりと描かれており、小説好きの読者も十分に楽しめる作品です。

【あらすじ】
娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。
彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。
しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。
ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。
絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

内容説明

娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。しかし、かねてから嗜む囲碁には彼の実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意するのだが…。

著者等紹介

加藤正人[カトウマサト]
1954年秋田県能代市生まれ。脚本家。ドラマ『水の中の八月』で第15回(1999年)モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞、映画『雪に願うこと』で第61回(2007年)毎日映画コンクール最優秀脚本賞、『クライマーズ・ハイ』で第32回(2009年)『孤高のメス』で第34回(2011年)『ふしぎな岬の物語』で第38回(2015年)日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど、数多くの映画やドラマの脚本を手がける。早稲田大学大学院客員教授、東北芸術工科大学デザイン工学部映像学科教授、日本シナリオ作家協会会長、理事長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケンイチミズバ

79
いい話だった。心が洗われた。今の私たちへの戒めのようでもある。石を介し盤上では対戦相手と心が通じ合うらしい。そんな勝負を重ねるうちに人格も磨かれる。とても引き込まれた。「手談」というそうだ。囲碁を介し格之進の清廉潔白な人格に触れた源兵衛は、自分本意だった商売を改め他人の利益も考えるようになる。そしてそれが商いを大きくしていく。が、格之進にあらぬ疑いが持ち上がり、妻の自殺の真相も知ることに。仇討ちはどうなるのか、五十両の工面のため吉原に預けた娘お絹さんは、そして源兵衛は自戒の念が強すぎてどこへ行っちゃった?2024/03/27

道楽モン

23
古典落語の柳田格之進が映画化され、そのシナリオのノベライズ。どう料理するのかお手並み拝見という生意気な目線で読み始めたのだが、脚本家すげーって感嘆する結果に。古今亭のお家芸であるこの噺は、現在の価値観と大きく隔たった武士の矜持が肝なので、その違和感から拒否反応を示す人も多い。ただ、そこを構成と演出とリズムで説得することにより無類の人情噺となる。古今亭志ん朝(三代目)、金原亭馬生(十代目)の音源や動画を観て欲しい。今回の映画化では背景や源兵衛の生い立ちを丁寧に補足して、一般人にも理解できる作品に。文句なし。2024/03/18

Caroline

5
妻を巡っての復讐劇 囲碁を軸に物語が進んでいく 遊郭、花魁、料理茶屋、江戸の情景が活き活きと描かれ映画化が待ち遠しい2024/03/12

ひるあんどん

3
草彅くん主演映画の小説。あらすじから仇討ち主題かと思ってたけど違った。人として信念を持ち高潔に生きることの大切さを感じた。己の利ばかりを追っていた商人・源兵衛が格之進との碁を通じて変わっていく。読み始めた時は草彅くん以外のキャストを知らず、でも源兵衛は國村隼さんのイメージで読んでました。読み終わって調べたらほんとに國村さんが演じられたと知って驚きました。映画を観に行くのが楽しみです。2024/04/21

古山 雅一

1
復讐もの!めちゃおもろい!

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