出版社内容情報
愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか?
「母を作ってほしいんです」――AIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。
孤独で純粋な青年は、幸福の最中で〈自由死〉を願った母の「本心」を探ろうと、AIの〈母〉との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。
格差が拡大し、メタバースが日常化した2040年代の日本を舞台に、愛と幸福、命の意味を問いかける。
『マチネの終わりに』『ある男』に続く傑作長篇小説。
内容説明
母を作ってほしいんです―AIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。孤独で純粋な青年は、幸福の最中で“自由死”を願った母の「本心」を探ろうと、AIの“母”との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。…格差が拡大し、メタバースが日常化した2040年代の日本を舞台に、愛と幸福、命の意味を問いかける傑作長編。
著者等紹介
平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
1975年、愛知県生まれ。北九州市出身。1999年、京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』により芥川龍之介賞受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2020年からは芥川賞選考委員を務める。主な著書は、小説では『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)などがある。2023年、評論『三島由紀夫論』で小林秀雄賞受賞。2016年刊行の長編小説『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)は累計60万部を超えるロングセラーとなった。2019年に映画化。2018年に発表した『ある男』(読売文学賞受賞)は累計40万部。2022年に公開された映画は日本アカデミー賞で最多の8部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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