文春文庫<br> お帰りキネマの神様

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文春文庫
お帰りキネマの神様

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921248
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「一晩で読んでしまった。
 魔術にかかったみたいだ。
 脱帽するしかない。」 ―-山田洋次監督


「人生で分からないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある」

この映画には、人間や人生への愛が溢れている。
原作者・原田マハが、山田洋次監督の映画「キネマの神様」に感銘を受けて、みずからノベライズ!

壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった――映画人の熱い想いと挑戦をを描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。その映画に感銘を受けた原作者の原田マハが、映画を自らノベライズ。映画を愛する全ての人に捧げる物語。

【目次】
まえがき「歓び」原田マハ
二〇一九年(令和元年)十月 東京 武蔵野
一九六九年(昭和四十四年)五月 鎌倉 大船
二〇一九年(令和元年)十一月 東京 武蔵野
あとがき「驚き」山田洋次

内容説明

壊れかけた小さな家族をつなぎとめたものは、映画だった。映画人の熱い想いと挑戦を描いたヒューマンドラマ「キネマの神様」は、山田洋次監督の手で原作小説に大幅に手を加えられ、コロナ禍下で製作された渾身の名作。その映画に感銘を受けた原作者の原田が、映画をみずからノベライズ。映画を愛する全ての人に捧げる物語。

著者等紹介

原田マハ[ハラダマハ]
1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。美術館勤務を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年、『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、翌年作家デビュー。12年、『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、17年、『リーチ先生』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Sato19601027

101
原田マハ先生が父親をモデルに書いた小説を原作とした映画「キネマの神様」のノベライズ版。映画で菅田将暉さんと沢田研二さんが演じた主人公の円山郷直(ゴウ)に、志村けんさんの顔が重なり、頭の中では、勝手に志村さんをイメージして読み進めた。若い頃に大きな失敗をして、それを引きずったまま年を取り、ギャンブルとお酒に逃げていたゴウが、家族の愛に支えられ、大好きな映画で自信を取り戻すという山田洋二監督の描いた世界観に、映像だけでは伝えることの出来ない心の機微や表現も加わり、圧倒的な感動が本の中に広がっている。2023/11/15

fwhd8325

92
映画は映画として楽しみましたが、元々の原作の方が格段好きです。ノベライズはあまり読むことはありませんが、俳優さんたちが演じているものと言葉を紡ぐものとでは、その時何を感じたかによって印象は大きく異なるものと思います。私は沢田研二さんが大好きですが、このノベライズで本来演じるはずだった志村けんさんを重ねながら読みました。志村さんが演じていたらと思う面が多くあるように感じました。2024/01/19

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

83
(2023-145)原田マハ原作の「キネマの神様」を山田洋次監督が映画化した「キネマの神様」を原田マハが再びノベライズ。だから「お帰り」なのね。こうして見ると原作と映画はストーリーが全く違うことがわかる。だけど共通することが二つある。それは映画への愛と家族の愛だ。映画ではゴウ役は沢田研二さんだったそうだが、最初にキャストされたのは志村けんさん。彼の演じるゴウが観たかったなあ。映画「鉄道員」での志村さんの演技はとても印象に残っている。「いや〜、映画って、ほんっとにいいものですね」★★★2023/12/05

ピース

74
「キネマの神様」とは全く別の話だった。そのつもりで読めばこれはこれでありかも。ゴウはこれだけ滅茶苦茶な生活をしながらよく奥さんや娘に愛想を尽かされなかったものだ。テラシンが本当にいい人だった。2024/01/30

Karl Heintz Schneider

65
2011年に出版された原作から、かなり内容が変わってしまった映画の脚本をもとに原作の著者がノベライズするという異例の試みによってできたのが本書。原作と違い、コロナ等現代の世相も、ところどころに盛り込まれている。「映画を観るということは、いっときでも現実を忘れて夢を見るのと同じことなのだ。」確かにあの時代、映画は娯楽の王様だった。映画館で映画を観ることが一番の楽しみだった。ネット配信等が主流の昨今、私もしばらく映画館に足を運んでいないが、今度、久々に出かけてみようかな。そう思わせてくれる一冊だった。2024/02/04

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