文春文庫<br> げいさい

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

文春文庫
げいさい

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月10日 14時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921156
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

佐渡出身で藝大志望の僕は多摩美の学園祭を訪れ、カオス化した打ち上げに参加する。酒を飲み、芸術論を戦わせる中、僕は浪人生活を
見つめ直す。表面的なテクニック重視の受験絵画は、個性や自由といった芸術の理想とはかけ離れていた。真に人の心を揺さぶる表現とは。気鋭の現代美術家が、揺れ動く青年期を鮮明に描いた傑作小説。

内容説明

佐渡出身で芸大志望の僕は多摩美の学園祭を訪れ、カオス化した打ち上げに参加する。酒を飲み芸術論を戦わせる中、僕は浪人生活を見つめ直す。表面的なテクニック重視の受験絵画は個性や自由といった芸術の理想とはかけ離れていた。真に人の心を揺さぶる表現とは。気鋭の現代美術家が揺れ動く青年期を鮮明に描いた傑作小説。

著者等紹介

会田誠[アイダマコト]
1965年、新潟県生まれ。美術家。91年東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、小説、漫画など表現領域は多岐にわたる。2012‐13年には大規模な回顧展「会田誠展:天才でごめんなさい」(森美術館)が大きな話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

氷柱

3
1041作目。1月8日から。フィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなる一作。展開としてはかなり盛り盛りにしているのだろうけれど、言いたいこととしては真なのだと思われる。天才たちもそのベールの向こうでは我々がぼんやりと考えるのと同じものを捉えていたのだとわかる一方で、距離が異なる分より鮮明に、そしてより身近なものとして認識しているということがわかる。何かを突き詰めると芸術に行き着くのだということもほんのり伝わって来る。探求してもし尽くせない独特な世界なのであった。2024/01/10

tomtake

2
期待してた以上に面白かった。美術大学受験という自分にとって未知の領域に触れることが出来たし、議論されている芸術論も結構分かりやすかった。実話なのか小説なのか曖昧な感じの一夜の出来事と回想で構成されている。二朗が受験にもどったのかどうか、どちらも考えられて、先が知りたいと思った。表紙の絵がなにを描いているのかは、小説を読んでわかった。良い絵だと思う。2024/05/22

justdon'taskmewhatitwas

2
芸術への初期衝動と、芸術家として喰って行く話以前の、芸術家の肩書を得る為に10代の若者に突き付けられるオトナな現実。言いたい事の細部と質感を大事にしたいと小説形式にした結果、人物が紋切型になったきらいもあるし、告白内容も想定内と言えば想定内。だが最近の読書がこの本を読む為にあった様な気もして、色々刺さる。ここでも黒田清輝は悪役キャラ。彼の人にもこういう若かりし過去もあったろうに。2024/03/27

たけ

0
★★★★☆ 会田誠さんの多分?、実話。 好きです。 これを読みながら、東京に向かい、山口晃さんの個展に行ったのも一興。 高校の先生、「努力している人が、全員、成功することはない。でも、成功している人は、努力している」という言葉を思い出しました。 妊娠の件は小説としては不要だったかも。2023/10/28

かんちゃん

0
こころの動き、脈打つ感覚、心臓をわしづかみにされる感覚、とても不思議な作品でした。 読書の楽しみの一つですね。2025/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21512076
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品