文春文庫<br> 善医の罪

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文春文庫
善医の罪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920838
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし3年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが……医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生!

【現役医師による傑作小説!】
映画『終の信託』周防正行監督 推薦!
「司法は医療を追い詰める。尊厳死、安楽死、
誰が『死』を決めるのか?」

実際の事件を題材にした
医師、患者、家族のリアルな苦悩と葛藤
臨終を巡る、医療現場と司法の大きな乖離――。
治療の見込みがなくなった後、
現代日本で穏やかな死を迎えることはできるのか?

内容説明

脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし3年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが…医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生!

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年、大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。20代で同人誌「VIKING」に参加。外務省の医務官として9年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事。2003年、『廃用身』で作家デビュー。14年、『悪医』で第3回日本医療小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃとら

58
【図書館本】久しぶりの久坂部羊さん。出だしは、女性医師版の半沢直樹か⁈と思えたが、流石の久坂部さん。尊厳死か安楽死か殺人か。脳死になると生きたまま腐り始める人体。患者の彼方からの延命治療の拒否から始まった事件。病院の隠蔽。裁判では何が何でも99.9%の検挙率にこだわる検察の誘導。読み応えのある面白い作品だった。2023/11/08

楽駿

32
川崎図書館本。市制100周年イベントの本の講演会で、東えりか氏の講演に行ってきました。その中で、既読の本もありましたが、未読の中で一番気になった本がこれでした。尊厳死や安楽死と言う言葉が、日常的に語られるようになったのは、この事件以降かもしれません。この本は、事件を基に、しっかり小説としてできあがっています。死が近づいた時、それまで、尊厳死を求めていた人も、少しでも長く生きたいと願う場合もあり、人の思いは流動的。だからこそ、自分の願い、家族の願い、そして、見てくださる医師の立場も考えて、書面で希望を残そう2025/01/24

てつ

32
刑法の教科書に載っている川崎協同病院事件の小説化。安楽死、尊厳死、素人にはその違いすらわかりづらい。この小説では多少偏向が強すぎ、何が正しいのかを曖昧にさせてしまった嫌いがある。問題の切り口は真正面に見えるが、回りの人物の悪意が強すぎる。ただ問題提起としては優れているようにも読める。難しいテーマ。2023/08/12

たつや

17
治らない患者 生き続けてほしい家族 為す術もない医者 それぞれの葛藤 ブログ:https://sunnext.exblog.jp/30526665/2023/12/27

ちえちゃん

13
尊厳死と安楽死。このギリギリのところを迫る。患者の悲惨な状態を避けるため医師は尊厳死に導く。しかし妬み嫉みで安楽死を仄めかし遺族や病院を揺さぶる者。保身に走る病院、多額な賠償金に目が眩む遺族。ズブズブと泥沼にハマって行く。誰しもが見込みの無い延命治療を望まないだろうが、周りの人間の受取り方次第で殺人になってしまう。非常に考えさせられる。2024/03/04

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