文春文庫<br> あだ討ち―柳橋の桜〈2〉

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

文春文庫
あだ討ち―柳橋の桜〈2〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年01月14日 21時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新作書下ろしシリーズ「柳橋の桜」の第二巻となります。主人公は船頭の娘・桜子。父親が猪牙船を操る姿を見て育ち、自分も女船頭になることを夢見ている女性です。また、香取流棒術の道場に通い、師匠が認めるほどの武芸の腕前を持っています。二巻では、棒術で悪党を懲らしめたことが読売で書かれ、江戸で評判となった桜子は、念願の女船頭となります。舟盗賊が出没し殺人事件も起きているという物騒なこの時期に船頭となることを心配する父・広吉。そんななか、桜子に思わぬ悲劇が……。

内容説明

猪牙舟の船頭を襲う強盗が江戸の街を騒がせていた。父のような船頭を目指す桜子だが、その影響もあってか、親方から女船頭の許しがおりない。強盗は、金銭強奪だけでなく、殺人を犯すこともあったのだ。そして舟には謎の千社札が…。仕事を続ける父親の身を案じる桜子へ、香取流棒術の師匠である大河内小龍太が、ある提案をする。船頭ばかりを狙う強盗の正体と、その本当の狙いとは?物語が急展開をするシリーズ第二弾!

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

86
シリーズ第2弾。(4巻連続刊行)いよいよ、桜子の娘船頭のデビューと相成り。江戸で初めての女の船頭と言うことで読売りを巻き込んでの湧き上がる激励、期待、応援の数々。そんな折り、猪牙舟を狙う強盗が頻繁に出没し江戸中を騒がせていた。腕に自信のある桜子も棒術の鍛錬に余念なく、用心を重ねてはいたが、狙う相手が違う方向に…。タイトルの副題が気にはなりつつ。。。あー、やっぱり!むごすぎる展開。でも、その先に桜子の未来が待っていたと思えば船頭になぞらえ「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」ってとこかな。続編が楽しみ!2023/08/23

やま

57
大川(現在の隅田川)で櫓を握る娘船頭桜子の活躍の物語です。文化二年(1805) 猪の牙のように、舳先が細長く尖った屋根なしの小さい猪牙(ちょき)舟を巧みに操て、江戸の堀や大川を走り抜く娘船頭桜子は、いまや江戸一番の人気者です。その桜子に目をつけた凶悪な強盗団が現れて船頭を次々に殺していく。とうとう桜子の父広吉が犠牲になる。一人ぼっちになった桜子17才に、香取流棒術大河内道場の師範代である大河内小龍太がよりそう。2024/05/21

ひさか

37
2023年7月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。予想もしない展開で、タイトルどおりのあだ討ちでした。これから桜子はどーするんだろう。2023/08/27

Syo

18
これも良かった2024/11/15

豆乳くま

17
なんとも悲しい結末が。念願かなって娘船頭になれた桜子。巷では猪牙舟の船頭を狙った強盗が多発して、桜子たちは用心していたにもかかわらず悲劇が。仇は取ったものの雷鬼左衛門が何者か、裏に何があるのかわからずじまいで納得できないですよ。棒術の師匠小龍太が桜子に寄り添ってくれて良かった。みんなみんな桜子の味方でよかった。2024/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21285082
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。