文春文庫<br> 駆け入りの寺

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文春文庫
駆け入りの寺

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920531
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

比叡山の麓に建つ豪奢な比丘尼御所。そのひとつである林丘寺では、二人の皇女を中心に宮中と同じ平穏で優雅な暮らしが営まれていた。ところが、借金から逃げた老女、妻子を捨てて出奔した武士、幼子を捨てる老夫婦など、それぞれの苦しみを抱えたものたちがこの寺へ逃げ込んできて―。雅やかな連作時代短編集。

著者等紹介

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士課程(前期)修了。時代小説のアンソロジー編纂などを行い、2010年、『孤鷹の天』で小説家デビュー。2011年、同作で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。『満つる月の如し 仏師・定朝』で2012年、第2回本屋が選ぶ時代小説大賞、同作品で2013年、第32回新田次郎文学賞受賞。2016年、『若冲』で第5回歴史時代作家クラブ賞作品賞と、第9回親鸞賞を受賞。2020年、『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞を受賞。2021年、『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クプクプ

74
この作品は、私には難しすぎました。「男女の関係は、中途半端が一番、窮屈」や「嘘をついていた者が蚊の鳴くような小さな声で白状する」といった言葉が胸に刺さりました。他は京都のかき氷が美味しそうだったこと、菊を育てるのが上手な男性の登場人物の描き方が印象に残りました。私には歯が立たない作品で、歴史上級者向けだと感じました。2023/06/17

はつばあば

52
まぁ読み応えありました!(#^^#)。江戸中期後水尾天皇の皇女の為に作られた林丘寺、比丘尼御所が巻き込まれた話を青侍静馬を通して語られる話なんです。京都というても公家言葉など全く知らない田舎者の私。ちょいちょいと公家言葉を庶民の言葉として写し取ってたら内容もさることながら、今は修学院離宮の傍にある林丘寺の写真を見て‥この階段を駆け上がって・・。鎌倉の駆け込み寺東慶寺ではありませんが、人が逃げ込める場所の大切さは今も昔も変わらないですね。歴史や京都の好きな方は是非公家言葉と共に林丘寺を楽しんでもらえたらと2023/07/19

エドワード

27
修学院離宮へ行ったことがある。楽只軒の名で思い出す。後水尾天皇の別邸で、その一部が皇女が住持を務める比丘尼御所、林丘寺だ。江戸時代初期。現在の住持、霊元天皇の第十皇女・普光院元秀と先代であり元秀の伯母である、後水尾天皇の第八皇女・普明院元瑶を中心に、肩を寄せ合って暮らす人々の四季。内裏と変わらぬ日々は年中行事で忙しい。上巳の節句、氷の朔日、乞巧奠(七夕)、重陽の節句、達摩忌。そんな中で様々な事件が起きる。尼たちにふりかかる過去のしがらみ。皆で解決していく様が美しい。哀歓に満ちた人生に思いを巡らせる物語だ。2023/09/16

Kei.ma

21
比叡山の裾にある林丘寺は歴代皇女が住持を務める比丘尼御所の一つとか。七話からなる物語はいずれも奥深い。殊に隠居の身である前の住持普明院元瑶さまが揉め事の行末を操りタイトルの真意に向かわせるストーリーが素敵だ。ところで、この小説は会話主体のせいかとても柔らかい上、下層の民の感情を主に描写するなど記憶に残る澤田作品とは異なる趣きがある。それが京言葉と折々の季節の描写と相まって何ともたまらない。と、とても豊かな時間に浸ることができ嬉しい。2024/05/13

Y.yamabuki

20
短編時代小説を読むと、冒頭季節の移ろいを感じさせる数行の美しい情景に出会える。本作は、歴代皇女が住持を務める林丘寺が舞台。雛祭りや七夕、重陽の節句と宮中に倣っての雅な行事の様が物語と絡めて描かれる。使われる御所言葉が一層雅な雰囲気を醸し出す。元住持の元瑶が、おっとりした御所言葉の中に光る思慮深さで揉め事を解決する。そして最終話で、元瑶が誰に対しても、優しく救いの手を差し伸べる理由が、明らかに。屈託を抱えながら一途に生きる御所侍の静馬も、その傍らで心に抱えた重荷を解き放していく。 2023/09/27

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