文春文庫<br> 陰陽師 水龍ノ巻

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文春文庫
陰陽師 水龍ノ巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920500
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

不思議な童子の群が都にあらわれ、青疱瘡が広がる「野僮游光」、赤舞瘡から逃れようとする非情な左大臣を描く番外編「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」、蝉丸の悲恋が明かされる中編「蘇莫者」など全八話。物語の神に選ばれた作家は言う、「物語りは永遠に終らない」。尽きぬ着想、広がる想像、大人気シリーズ第17巻。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、平成元年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、10年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、23年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞。29年に第65回菊池寛賞を受賞。30年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

98
最新刊の陰陽師ですが単行本でも読んでいたので再読です。今回はコロナの現代を意識して、「野童游光」、「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」(番外編で身勝手な左大臣が主人公)で当時の流行病を書かれています。また今回は中編の「蘇莫者」で蝉丸の若かりし頃から現在までのはなしが語られています。それにしても晴明の相棒の博雅の笛の音は人の悪を失くしてしまうようですね。いつもながら楽しめました。2023/06/22

眠る山猫屋

68
今巻は博雅活躍巻。博雅の無私というか、“よい曲を奏でていたい”という気持ちだけしかない事が、まわりの人々や妖を、時に神仙さえも癒してしまう。誰かに褒めてもらいたい訳でも良き楽器を手にしたい訳でもない、ただその瞬間を、美しい音で満たしたいという博雅の願いは、きっと何かを超越しているのだろう。そしてそれを描く獏さんは凄い。『読人しらず』の太薫のような厄介者さえ慌てさせてしまう博雅の天賦の才、それを間近に感じている晴明の感嘆のため息が聞こえてくるようだ。2023/08/18

chiseiok

40
あれれ、予想外に良かったかも。IWGP同様ルーティン読みのつもりでしたが、断然こっちの方が濃かった面白かった。衣良さん済まんですw。何しろキャラのポテンシャルが高いので、物語舞台にぽんと出しただけで勝手に怖くて哀しくて面白いお話をつるつると紡いでくれる(…ように感じるけど、それだけ獏さんが手練ってことか)。今回イノセントツートップの泣き虫博雅と恋バナ蝉丸、究極のあざとツートップ道満と晴明、コントラスト最高です。さらに唐突に異世界に迷い込んだような不安感を感じさせるラス前のお話も秀逸。獏さん枯れてないです。2023/12/26

HMax

36
単行本で読んだと知らずに再読。博雅の笛に始まり笛に終わる一冊、博雅、恐るべし。 人でないことが分かっていても「私で力になってさしあげられることがありますか」と声をかけることが出来る博雅、そんな博雅が作った歌(らしい)「天の戸をおし明け方の月見れば憂き人しもぞ恋いしかりける」。歌を詠む歌うということは生きていることの証、今年も残りわずか、最後にゆこうゆこう、カラオケにいこう、そういうことになった。 来年もよろしくお願いいたします。2024/12/31

鷺@みんさー

36
読み応えあるなぁもう!文字数やページ数だけでいくとかなりさくっとした連作短編なはずなのに、満足感がえぐいわ。勿論『赤死病』も面白かったし、『蘇莫者』は、その語源の由来といい、物語の壮大さも、陰陽師あるあるな女の凄まじさも、そして舞の描写の美しさもうっとりだった。しかし全体的に、「博雅よい漢すぎるブヒー🐷💨」て感じです!(頭悪い系感想w) いや、昔はやはり晴明さまの綺羅綺羅しさにキュンでしたが、この歳になって読むと、博雅なんつーイケメソ。→2024/05/13

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