文春文庫<br> 猪牙の娘―柳橋の桜〈1〉

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

文春文庫
猪牙の娘―柳橋の桜〈1〉

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年03月26日 13時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。涙あり、恋あり、活劇あり。待望の時代小説新シリーズの幕が開く。四か月連続刊行!

内容説明

吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられていたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿さがみで働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街で人気の娘となる。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた、船宿の亭主による「大晦日の趣向」が、思わぬ騒動を巻き起こし―。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

88
新シリーズ。4か月連続刊行。父親が柳橋で船頭を務める猪牙舟が大好きで幼い頃から乗せてもらっていた桜子。母親が男と家を出て以来、父と娘は十数年生きてきた。そんな桜子が父親に憧れて猪牙の船頭になりたい夢を膨らませ、まず体を鍛えるため始めたのが旗本道場で棒術を会得すること。天性と努力によってめきめき腕を上げる棒術の技。まずは今作、第一巻にて登場人物たちの紹介がてら桜子と父親の生活、彼女に影響与えてくれる師匠たち、その中で起こる事件がらみの出来事を描いている。彼女の成長ぶりを続編にて読むことにしよう。2023/07/27

やま

57
香取流棒術を遣う桜子の活躍の物語です。寛政三年(1793)。母お宗が若い男と家を出て行った。残された桜子3才は、父広吉と江戸は両国橋と柳橋近くの「さくら長屋」で慎ましく暮す。広吉は、腕のいい船頭で、柳橋近くの「船宿さがみ」で働いている。それから数年後、桜子は、やさしく、背が高く、母親譲りの美貌とで「ひょろっぺ桜子」と呼ばれて皆から可愛がられている。2024/05/18

Kurara

42
★3 佐伯さん初読みです。最初は少し書き出しが難しい?なんて思いましたがぜんぜん読みやすかったです。 桜子の船頭カッコいいです!#NetGalleyJP2023/10/10

ひさか

38
2023年6月文春文庫刊。書き下ろし。新シリーズ。夢あり恋あり大活劇あり4か月連続刊行らしいですが、一巻目は小ぶりな展開の話でした。時は幕末なので海を渡るような、とんでもない展開になるのでしょうか。次巻が楽しみです。2023/07/28

森の三時

37
叔母の本棚から拝借。舞台は江戸、まだ女性の船頭さんはいない時代に船頭になりたい娘さんの物語です。主人公の心根の真っ直ぐさがよい。4巻完結のシリーズとのことでまだ始まったばかりだから全体の評価は後にして今後の展開に期待します。叔母の本棚に全巻あるようなので次巻につづく。2024/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21172076
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。