文春文庫<br> 猪牙の娘―柳橋の桜〈1〉

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文春文庫
猪牙の娘―柳橋の桜〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。涙あり、恋あり、活劇あり。待望の時代小説新シリーズの幕が開く。四か月連続刊行!

内容説明

吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられていたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿さがみで働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街で人気の娘となる。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた、船宿の亭主による「大晦日の趣向」が、思わぬ騒動を巻き起こし―。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

87
新シリーズ。4か月連続刊行。父親が柳橋で船頭を務める猪牙舟が大好きで幼い頃から乗せてもらっていた桜子。母親が男と家を出て以来、父と娘は十数年生きてきた。そんな桜子が父親に憧れて猪牙の船頭になりたい夢を膨らませ、まず体を鍛えるため始めたのが旗本道場で棒術を会得すること。天性と努力によってめきめき腕を上げる棒術の技。まずは今作、第一巻にて登場人物たちの紹介がてら桜子と父親の生活、彼女に影響与えてくれる師匠たち、その中で起こる事件がらみの出来事を描いている。彼女の成長ぶりを続編にて読むことにしよう。2023/07/27

Kurara

41
★3 佐伯さん初読みです。最初は少し書き出しが難しい?なんて思いましたがぜんぜん読みやすかったです。 桜子の船頭カッコいいです!#NetGalleyJP2023/10/10

ひさか

27
2023年6月文春文庫刊。書き下ろし。新シリーズ。夢あり恋あり大活劇あり4か月連続刊行らしいですが、一巻目は小ぶりな展開の話でした。時は幕末なので海を渡るような、とんでもない展開になるのでしょうか。次巻が楽しみです。2023/07/28

九月猫@3月からゆるゆる復帰しました

25
佐伯さん初読み。主人公桜子ちゃんは、父親と同じ船頭になりたい背高のっぽの女の子。器量良しできっぷもよく、礼儀正しく棒術も強い。友だちのお琴ちゃんもそうなんだけど、女だてらにと言われそうなことを自分の道として堂々としてるのが清々しい。 これからの展開と最後の謎の画家のシーンが気になる。長いシリーズばかりで敬遠していたけれど、こちらは4巻で完結ということなので全巻読んでみたい。 2023/10/13

Mc6ρ助(yhirose254改め)

23
久しぶりの佐伯泰英さん、面白く楽しく読ませてもらったけれど、守るものを持っていなかった頃の佐伯さんのファンとしてはなにかが違うと思ってしまう。ただこちらの勝手な想いから外れたと責めるのは筋違い、守るものを得た(に違いない)佐伯さんには素直に祝福を送りたい。 #NetGalleyJP2023/07/07

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