文春文庫<br> 2050年のメディア

個数:
電子版価格
¥1,200
  • 電書あり

文春文庫
2050年のメディア

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 15時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920326
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0195

出版社内容情報

読売、日経、ヤフー、波乱のメディア三国志!
大幅加筆400字70枚でここに完結!

インターネット上で巨大化しているプラットフォーマーたちに、今日の競争政策はうまく機能していないとして、独占禁止法の強化を主張する思潮が全世界を覆う。日本に独自に成立しているプラットフォーマー、ヤフーにも公正取引委員会のメスが入ることになる。だが果たして新聞の凋落はプラットフォーマーだけのせいなのか?
著者は、日経、読売、ヤフーの三社のみならず、ニューヨーク・タイムズ、英エコノミスト誌から鳥取のローカルメディアにいたるまでを、丹念に調査し、「持続可能なメディアとは何か」を、30年にわたるメディアの興廃史の中から掘りさげていく。

文庫書き下ろし新章 新聞VS・プラットフォーマー
大きくなりすぎたヤフーに対して公正取引委員会のメスが入る。「国境なき記者団」にネットの言論空間正常化のためのシステムを依頼された村井純は、読売の山口寿一に会う。

第一章 最初の異変

第二章 中心のないネットワーク

第三章 青年は荒野をめざす

第四章 読売を落とせ

第五章 ライントピックス訴訟一審

第六章 戦う法務部

第七章 日経は出さない

第八章 真珠のネックレスのような

第九章 朝日、日経、読売が連合する

第一〇章 「あらたにす」敗れたり

第一一章 アンワイアード

第一二章 イノベーションのジレンマを破る

第一三章 日経電子版創刊

第一四章 内山斉退場

第一五章 「清武の乱」異聞

第一六章 論難する相手を間違っている

第一七章 ニューヨーク・タイムズの衝撃

第一八章 両腕の経営は可能か?

第一九章 スマホファースト

第二〇章 ヤフー脱藩

第二一章 ノアドット誕生

第二二章 疲弊する新聞

第二三章 未来を子どもにかける

第二四章 未来をデジタルにかける

第二五章 未来をデータにかける

終章 2050年のメディア

文庫書き下ろし新章 新聞VS・プラットフォーマー

内容説明

巨大化したヤフーに公正取引委員会のメスが入った。新聞の破壊的な凋落は、プラットフォーマーのせいなのか?解決策を求めて読売新聞の山口寿一は、天才エンジニア村井純とあいまみえる。新章「新聞vs.プラットフォーマー」を大幅加筆。技術革新によってもたらされたメディアの興廃史、堂々の文庫化。

目次

読売はこのままでは持たんぞ
最初の異変
中心のないネットワーク
青年は荒野をめざす
読売を落とせ
ライントピックス訴訟一審
戦う法務部
日経は出さない
真珠のネックレスのような
朝日、日経、読売が連合する〔ほか〕

著者等紹介

下山進[シモヤマススム]
ノンフィクション作家・上智大学新聞学科非常勤講師。メディア業界の構造変化や興廃を、綿密な取材をもとに鮮やかに描き、メディアのあるべき姿について発信してきた。1993年コロンビア大学ジャーナリズムスクール国際報道上級課程修了。元慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

100

56
インターネットの誕生と発達によってもたらされたパラダイムシフトは、あらゆる分野に変革を強要し、既存のメディアは経済的な変革のみならず、言論とすら言えない情報の無法地帯との闘いを強いられる。アテンションエコノミーという言葉を初めて知ったけど、今後の情報溢れる世の中で、秩序と価値の正しい整理を担う新聞社の役割は大きい。2023/07/19

ヒデキ

46
メディアのこれからを考えていこうと過去のメディアを探っていきます。 日本でとの縛りが、入りますので新聞で最後に一番部数を伸ばした読売新聞とパソコン時代を制覇したヤフーを主として描いています。 何かの本で読んだのが、ある時代でとんでもない成功モデルを作った企業は、次代では、衰退していくしかないといいますが、スマホというかアプリ時代にニュース媒体は、どんな進化というか収益化をしていくのか どんな時代になっていくのでしょうか 2023/04/16

ロマンチッカーnao

19
2050年未来のメディア史というよりも、新聞からネットへの流れの歴史を読売新聞とヤフーを中心にみた歴史ですね。かつて、新聞は水や電気やガスと同じインフラの一つだった。ヤフーは10数人規模の会社。そこから数年後には全新聞社の売上をあわせてもヤフー1社に敵わなくなっていた。確かに、いつの頃からか、新聞は取らなくなっていました。今もニュースは、ネットからが多いです。しかし、それでも新聞はなくならないし、なくさない。業界の努力が伝わります。2023/10/22

バカボンパパ

1
2050年のメディアの予想本かと思ったら大間違い。現在までの新聞業界とYahooに関しての話。新聞各社は紙の新聞購読者がどんどん減って売り上げが減っている。日経新聞だけは電子新聞が成功している。読売新聞は減っていく紙の新聞購読者に対して抜本的な改革が出来ないでいる。将来どうなるのか大変気になるが、将来の予想が書かれている訳ではない。2023/04/27

taro035212

0
早くネトフリでよろしく。2023/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20771009
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。