文春文庫<br> 10代の脳―反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

個数:
電子版価格
¥850
  • 電子版あり

文春文庫
10代の脳―反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月23日 11時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167920203
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0198

出版社内容情報

可愛い我が子が突然別人のようになる思春期・反抗期。衝動的で集中力や根気に欠け、誘惑に弱くキレやすい。原因は未完成な10代の脳にあった。可塑性に富み、IQも上がる黄金期ながら、マイナスの影響も受けやすい。近年進んできた研究に基づき、子どもへのより良い接し方を学べる。子育てに悩む親必見の書。解説・渡辺久子

内容説明

可愛い我が子が突然別人のようになる反抗期・思春期。衝動的で集中力や根気に欠け、誘惑に弱くキレやすい。原因は未完成な10代の脳にあった。可塑性に富み、IQも上がる黄金期ながら、マイナスの影響も受けやすい。近年進んできた研究に基づき、子どもへのより良い接し方を学べる。子育てに悩む親必見の書。

目次

ホルモンのせいなのか?
10代の脳は未完成
若い脳細胞は連絡不足
IQも変化させる脳の黄金期
寝る脳は育つ
反抗期の脳はそれを我慢できない
タバコ1本、中毒のもと
10代の酒は百害の長
大麻「ダメ、ゼッタイ」の科学的理由
危険ドラッグが危険なゆえん
脳をかき乱すストレスに要注意
精神疾患の危険信号
デジタル中毒の脳内汚染
「女子脳」「男子脳」の神話と事実
スポーツでの脳震盪は侮れない
未成年の罪と罰
青年期を越えても、成長は終わらない

著者等紹介

ジェンセン,フランシス[ジェンセン,フランシス] [Jensen,Frances E.]
ペンシルベニア大学メディカルスクール教授、神経学科長。脳の発達の研究が専門で、ハーバード・メディカル・スクールの神経学科教授を務め、ボストン小児病院などで小児科医としても活躍。自らもシングルマザーとして2人の男児を育てる。10代の脳についての研究成果を一般に広め、10代の成長を手助けするために本書を執筆した。多くの講演会を開き、TEDMEDトーク(世界的講演会TEDの健康・医療版)などにも登場している

ナット,エイミー・エリス[ナット,エイミーエリス] [Nutt,Amy Ellis]
ワシントン・ポストの元記者。2011年ピューリッツァー賞のFeature Writing部門を受賞

野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

16
昔は授業中に寝ている学生がいるとイライラしたものですが、それには理由があると知って以来、若者の脳の特性を知りたいと思ってました。そんな私にとって必読の本。教育者や子育て世代の方はぜひ読んでほしいです。10代は前頭葉と他の領域との配線が完成しておらず、衝動的で合理性に乏しく感情の起伏が激しい等の特徴があるとのこと。20代前半でも脳神経のミエリン化が完成していないため、こうした特徴が残存するようです。ドーパミン系が活発で依存症になりやすいのも10代。世にある様々な誘惑から10代を守るのも大人の責務ですね。2023/05/28

ATS

13
脳は後部→前部で成熟するため10代の前頭葉は未成熟であり「大人げない行動」をとってしまう。『人生の一大事は…』で親の子どもへの影響は少ないが「入信・薬や酒の濫用・性的行動・親への思い」はほどほどの影響があるとされ本書の指摘している部分と共通しており信頼性が高いと感じた。一番いいのは孟母三遷で生活する環境であるがそう簡単に引っ越しもできないので常日ごろから子どもの変化に注意を払い具体的な指導を何度も根気よくするのが重要とのこと。酒や薬の脳への悪影響は非常に強くとくに注意が必要。部活での脳震盪も危険である。2023/10/14

しま

11
10代〜20代にかけての、あの途方もない苦しみはなんだったのか。その答えが知りたくて手に取った。脳は成長を続けていて、それは30代まで続く。前頭葉は最後に繋がる為に、10代の時点では心の抑制は効き辛い。全ては成長の証だったのだ。苦しみは親の育て方が悪かったせいでも私自身が欠陥品だったわけでもなく。いずれ子供が産まれて10代になった時には、解説にあるようにそれを心の陣痛として受け止めていきたい。2024/06/25

Ricameri

1
脳神経学の観点から思春期の特性を説明する。10代の子育てってほんと難しい。この本を読んですっと腑に落ち気持ちが楽になった。渡辺久子先生の解説も参考になる。良書。 2023/12/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20620651
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。