内容説明
沖縄の密林で偶然出会った、記憶喪失の「僕」と故郷の島を捨てた昭光。名前を変え、過去のつながりを絶ち、新たな人生を歩もうとする二人に安住の地は見つかるのか―。ニート、請負労働者、バックパッカー、ホスト等、社会の底辺で生きる若者たちの姿を鮮やかに描き、なお清新な余韻を残す傑作ロードノベル!
著者等紹介
桐野夏生[キリノナツオ]
1951年生まれ。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した『OUT』で、2004年エドガー賞の候補となった。15年、紫綬褒章を受章。21年早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。『燕は戻ってこない』で22年度の毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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