出版社内容情報
隠居はしたが、人の道に外れた所業に黙ってはおれぬ!
旧知の友人勘之助の誘いで酒肴を馳走になった帰り、
ほろ酔いで川沿いを歩いていた桜木清兵衛は、
何者かに襲われ、意識を失ってしまう。
目を覚ましたのは見知らぬ大男・与助の長屋だった。
与助に感謝する清兵衛だったが、
自分が倒れていたあたりで人が殺され、
死体が川に浮かんでいたことを知り……。
元風烈廻りの与力・清兵衛が江戸の庶民を助ける人気シリーズ第8弾!
内容説明
旧知の友人勘之助の誘いで酒肴を馳走になった帰り、ほろ酔いで川沿いを歩いていた桜木清兵衛は、何者かに襲われ、意識を失う。目を覚ましたのは見知らぬ男・与助の家だった。自分が倒れていたあたりで人が殺され、死体が川に浮かんだことを知らされ…。元風烈廻りの与力・清兵衛が江戸の庶民を助ける人気シリーズ第8弾!
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て94年作家デビュー。書き下ろし時代小説の人気シリーズが多数ある。2020年に日本歴史時代作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
21
2023年2月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ8作目。男の矜持、後ろ盾、本屋の男、小悪党、の4つの連作短編。風烈廻り与力を隠居した清兵衛の事件簿。ちょうど良いお節介をやいて、程よい解決をするというところが面白い。2023/03/20
ごへいもち
11
ストレスの無い話の流れで気楽な読書2025/02/06
犀門
3
No.086★★★★☆桜木さん、こんなに人間臭い人だったっけ?。2023/11/22
goodchoice
3
いつ読んでも楽しいこのシリーズ、今回もたっぷり楽しめた。清兵衛、安江夫妻のお節介ぶりは堂に入っていてとても素晴らしい。2023/04/02