文春文庫<br> 名残の袖―仕立屋お竜

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり

文春文庫
名残の袖―仕立屋お竜

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月13日 04時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919955
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

仕立物を納めている鶴屋孫兵衛の頼みで、「加賀屋」という油屋に縫子として通うことになったお竜。
働き者で評判の「加賀屋」の主人・宇兵衛だが、連れ合いが辻斬りにあい、小さい男の子を抱えて商売を切り盛りする日々。亡くなった連れ合いとお竜の仕事をしている姿が似ていると話を聞いた孫兵衛が、加賀屋に通いで行くように頼んだのだった。加賀屋の息子・彦太郎に懐かれるお竜は、忘れていた母性が目覚めるが、宇兵衛がときおり見せる「暗い影」が気になりだし、盟友の井出龍之介と宇兵衛をさぐると思いもかけない過去が。。。
時代小説界のニューヒロインの活躍にご期待ください!

内容説明

鶴屋の依頼で油商・加島屋に通うことになったお竜。加島屋の妻・おみねは辻斬りに遭って死んでいた。お竜が主人の着物を縫っていると見つめる気配が。主人には幼い息子・彦太郎が残され、その気配の先には母の面影を偲ぶ子供の瞳があったのだ。彦太郎と過ごす日々に心和むお竜だが、加島屋には魔の手が迫り始めていて…。

著者等紹介

岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。92年松竹を退社。フリーとなり「水戸黄門」「必殺仕事人」「雲霧仁左衛門」などのテレビ時代劇の脚本、商業演劇、伝統芸能、音楽劇等多くの舞台の脚本・演出を手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

138
仕立屋お竜第3弾!今回も面白くてあっと言う間に読了してしまった次第。一話目と二話目で、お竜さん乞われて後添えになるのかと思いきや、だよねぇと勝手にひとりごちて、最終四話で「あたしには守り神ついているのだ」と。そう言うお竜が私は好きだ!(笑)もう次が楽しみでならないのは私だけじゃないはずだ。2023/03/05

タイ子

78
仕立屋お竜、またの名は「地獄への案内人」。彼女がまた一つ新しい顔を見せた、母性という自分でも気づかなかった胸の内。仕立ての仕事を請け負う呉服店の主からある大店の仕立てを依頼されるお竜。通いで来て欲しいとのこと。妻を亡くした店の主、姑、義理の息子・彦太郎。商売繁盛、家族の仲も良く…。しかし、お竜の周りで起こる不穏な影と主の過去。彦太郎を守るためお竜たち裏の仕事人が動き始める。やっぱ仕事人たちカッコいいな。いつかお竜も家族が出来ればと思うが、難しいか。。。2023/02/26

とし

76
仕立屋お竜「名残の袖」3巻。今回も面白く読み終えました。 彦太郎に懐かれて、母性本能がめざめてどうなることか少しびっくりでした。2023/04/07

やま

65
女を虐げる悪党を斬る仕立屋お竜の活躍の物語です。江戸は三十間堀三丁目の裏店「八百蔵長屋」の住人お竜は、新両替町二丁目の呉服店「鶴屋」から依頼された仕立物を仕上げるのを生業にしている。が、お竜には、仕立屋ともうひとつ「地獄への案内人」という顔を持っている。これは、この世にのさばん悪人を、地獄へ送り届けるという、裏家業である。2023/05/23

真理そら

56
「母」「名残の袖」はつながりのある内容。お竜さんの母性他の優しさ可愛さが感じられて気持ち良く読了。両親を失った彦太郎はかわいいし、加島屋のおぬいはかっこいいし、加島屋の主・宇兵衛は誠実だ。後妻に入ってもよさそうな設定だけれど…「大きな声じゃ言えませんがね、あたしは人殺しなんですよ」ということで。お竜が平穏な日常を知り、人を信じてもいいという気持ちを知り、母性に目覚めるという流れでこのシリーズは進んでいる。次巻ではついにお竜は恋に目覚めるのだろうかと期待している。2023/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20510919
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品