文春文庫<br> いけない

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文春文庫
いけない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919153
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。

内容説明

1、まずは各章の物語をお楽しみください。2、各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。3、写真を見ることで、それぞれの“隠された真相”を発見していただければ幸いです。―ラスト1ページ、あなたの読んでいた物語はがらりと姿を変える。“騙されてはいけない、けれど、絶対に騙される”2度読み必至の驚愕ミステリ。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年生まれ。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。05年に『向日葵の咲かない夏』が大きな話題となり文庫版がミリオンセラーに。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞する。ジャンルを超え、文章の精度の極めて高い作品を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

317
著者はドラマやゲームが面白さの追求に懸命だが、小説は読まれるための努力が足りないと語っていた。その努力の結晶が本書なら確かに骨身を削って創作しているが、方向性が間違っているように思える。各編の最後に添えられた写真から意外な真相が浮かび上がる組み立ては構成の達人といえるレベルだが、わかりやすさとカタルシスを犠牲にしているのでモヤモヤ感が拭えないのだ。エンタメ読者はリーダビリティを求めているのであって、裏の裏に裏がある話は一周回って意味不明な純文学に繋がりかねない。好む人もいるだろうが、今ひとつ乗れなかった。2024/01/27

Kanonlicht

225
架空の町を舞台にした3つの事件について、文章中に潜む伏線から隠された真実を推理する考察系ミステリ。一読しただけではわかりにくい部分を、各話の最後に一枚の写真を見せることで情報を補完するという手法は面白い。写真がなくてもたどりつけるようになっていて、アンフェアではないのがよかった。それでもさすがにわかりにくいと思ったのか、答え合わせ的な最終章がついているのがやさしい(この手の話はだいたい答えが明かされないまま終わったりするので)。2022/09/29

おくちゃん🎎柳緑花紅

206
さすが!と唸る読書。最後の最後で私も固まった。動けなくなった。9月には第二弾が発売されるという。道尾氏のちょっと癖のある文字で、今作を超えましたとの冊子付き。驚愕のラストが待つという。読まなくては「いけない」!2022/08/22

ほんた

192
全4章のストーリーの最後にある一枚の写真や図で結末を考察するという,独特の作品。意図がわからない章もあって,ネットで多くの人の考察を参考にしました。面白かったです。道尾先生の挑戦的な作品。 https://hontablog.com/いけない2023/04/08

ちーちゃん

188
4つの短編の、それぞれの最後のページに掲載されている図や写真から、明確に語られていない真相を暴く読者への挑戦状形式の本。頭が良くないので、ネットの解説を読んで真相を理解しました。なかなかない読書体験が出来ましたが、嫌ミス風味で読後感はあまり良くなかったです。

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