出版社内容情報
額に?印が刻まれた若い女性の死体が続けて発見された。さらに三人目の被害者を発見との知らせを受け、十津川警部は南紀に向かう。
内容説明
額に無残な×印が刻まれた女性の死体が東京と南紀で続けて見つかった。2人とも21歳のOLで、イニシャルは「Y・H」。さらに南紀で発見された3人目の犠牲者も21歳OLで同じイニシャルだった。なぜ彼女たちが狙われたのか?連続殺人犯の動機は?南紀へと向かった十津川警部の元に第4の殺人予告が届く。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞、作家デビュー。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に第45回長谷川伸賞、31年に第4回吉川英治文庫賞を受賞。大ベストセラー「寝台特急殺人事件」をはじめ、著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である。令和4年3月逝去。享年91(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。