出版社内容情報
白砂糖の振り売りが何者かに殺害された。巷では白砂糖の値も下がっており抜け荷が行われているらしい。文吉は調べを始めるが……。
内容説明
振り売りには珍しい、高級品の白砂糖を扱っていた亀造が何者かに殺された。男の忘れ形見を行掛り上預かることとなった三川屋の文吉は、その白砂糖の出所を探りはじめるが―。亀造は御禁制の抜け荷を行なった罪人なのか?文吉は、砂糖商いが絡んだ大事件にいやおうなしに巻き込まれていく。大好評シリーズ、感動の最終巻。
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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