出版社内容情報
死体の顔を剥ぎとり、解剖学を研究。それがモナリザのあの微笑を生んだ。「科学」と「芸術」を結んだイノベーション型天才の生涯。
内容説明
画家、科学者、軍事顧問、舞台演出家など多彩な顔を持ち、光学、幾何学、解剖学などを独自に研究。様々な分野に革命的インパクトをもたらし、普遍の価値を持つ名画を遺した―。ルネサンスを代表する“万能人”レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ不世出の天才たり得たか。稀代の伝記作家が、全自筆ノートを基にその秘密に迫る。
目次
「絵も描けます」
非嫡出子に生まれた幸運
師に就き、師を超える
才能あふれる画家として
レオナルド、ミラノへ“贈与”される
生涯を通じて、記録魔だった
宮廷付きの演劇プロデューサーに
同性愛者であり、その人生を楽しむ
ウィトルウィウス的人体図
未完の騎馬像
科学者レオナルド
人間が鳥のように空を飛ぶ方法
機械工学の研究者
すべては数学であらわせる
解剖学に熱中する
岩窟の聖母
白貂を抱く貴婦人
芸術と科学を結びつける
著者等紹介
アイザックソン,ウォルター[アイザックソン,ウォルター] [Isaacson,Walter]
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学にて哲学、政治学、経済学の修士号を取得。米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。アスペン研究所CEOへと転じる一方、作家としてベンジャミン・フランクリンの評伝を出版。04年、スティーブ・ジョブズから直々に評伝を依頼される。11年に刊行された『スティーブ・ジョブズ1・2』は、世界的な大ベストセラーになる。現在、トゥレーン大学歴史学教授
土方奈美[ヒジカタナミ]
日本経済新聞社を経て、2008年より翻訳家として独立。経済・金融分野を主に手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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