出版社内容情報
「そうは言ってもあなたも悪かったんじゃないの?」社会システムの隅々まではびこる性暴力被害者への偏見。立ち上がり闘う魂の記録。
内容説明
尊敬する人物からの思いもよらない行為。しかし、それを証明するには―密室、時代遅れの法律、差し止められた逮捕状。あらゆる所に“ブラックボックス”があった。レイプ被害にあったジャーナリストが、被害者を取り巻く現状に自ら迫る渾身の手記。著者は2020年米TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選出。
目次
第1章 あの日まで
第2章 あの日、私は一度殺された
第3章 混乱と衝撃
第4章 攻防
第5章 不起訴
第6章 「準強姦罪」
第7章 挑戦
第8章 伝える
著者等紹介
伊藤詩織[イトウシオリ]
1989年生まれ。映像ジャーナリスト。BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信。国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(アルジャジーラ)が2部門で銀賞を受賞。『Black Box』は初の著書で、第7回自由報道協会賞大賞を受賞、10ヵ国/地域で翻訳される。2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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