文春文庫<br> Black Box

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文春文庫
Black Box

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167918484
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「そうは言ってもあなたも悪かったんじゃないの?」社会システムの隅々まではびこる性暴力被害者への偏見。立ち上がり闘う魂の記録。

内容説明

尊敬する人物からの思いもよらない行為。しかし、それを証明するには―密室、時代遅れの法律、差し止められた逮捕状。あらゆる所に“ブラックボックス”があった。レイプ被害にあったジャーナリストが、被害者を取り巻く現状に自ら迫る渾身の手記。著者は2020年米TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選出。

目次

第1章 あの日まで
第2章 あの日、私は一度殺された
第3章 混乱と衝撃
第4章 攻防
第5章 不起訴
第6章 「準強姦罪」
第7章 挑戦
第8章 伝える

著者等紹介

伊藤詩織[イトウシオリ]
1989年生まれ。映像ジャーナリスト。BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信。国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(アルジャジーラ)が2部門で銀賞を受賞。『Black Box』は初の著書で、第7回自由報道協会賞大賞を受賞、10ヵ国/地域で翻訳される。2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

28
報道が出て深く知りたくなり、読書をしたら、いろいろと絶句。問題の夜の後のメールの文のおぞましさには、下手なスリラーよりも鳥肌が立った。彼女の問題意識は、加害者のみならず、加害者を容認するような社会そのものなんだと思ったし、そう思うのは、当然だと思った。ディテールを知ることは大事だと噛み締めた。2025/02/21

しんすけ

22
性被害事件が表面化するのは僅かでしかないという。 被害者が公表を嫌うこともあるが、救済手段が少なく訴える手段が限られ、とくに日本はそれが劣悪だという。 訴えることができても、かなり強い意志を持っていなければ、最後まで闘うこともできない。 伊藤詩織は、その意志を貫いた人だといえる。しかし、最初からそうではなく、現実の不合理を味わいながら、自分を育てたに違いない。 加害者の山口敬之は、官邸の保護下にあり裁かれているとは言いがたい。 これが日本の現状況だと知るためにも、多くの若い女性が手に取るべき本だと思う。2022/12/14

えりまき

16
2024(349)「自由思考」関連。伊藤さんの告発本。警察に相談しても「よくある話だし、難しいですよ」って・・・怒りしかない!自身の行動を正当化する加害者。男性優位社会。「大切な人を同じような目に遭わせたくない」その前に、無自覚な加害者や犯罪のない社会を望みます。 2024/12/16

Pure

12
著者はどれだけ痛みに耐えこの本を書いたのだろう?「疑わしきは被告人の利益に」「無罪の推定」等の原則を崩すわけにはいかない。基本、性交は秘事で、その同意の有無を証拠に基づいて明確に認定するのは困難を伴うのも確か。それにしても本件の逮捕が中止され、不起訴相当の検察審査会の判断は解せない。映画「Black Box Diaries」が日本で公開されることを望みます。証拠映像を映画に使用したことが問題になっていますが、なんとかクリアにならないかな?変な圧力がかからないことを願います。2024/11/14

Jessica

9
吐き気を催しながらなんとか読み終えた本。いかにネット上が異様で過激なものが好まれる世界であろうとも、とにかく詩織さんへの罵倒が多いことが気になっていました。昨今の自衛隊の性被害然り、女性の被害があまりにも過小化されるこの事態は一体なんなのか。あまりにも理解がなさすぎる。被害者であるにも関わらず丁寧な態度を貫く詩織さん、対をなす加害者のふてぶてしさ、恩義背がましさに寒気がします。どうか詩織さんが幸せになれますようにと祈らざるを得ません。私は彼女に連帯します。2023/06/26

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