出版社内容情報
松本清張の小説を「乗り鉄」目線で徹底研究。作中の誰が最初にどの路線に乗ったのか、という「初乗り」から昭和の日本が見えてくる。
内容説明
「点と線」「ゼロの焦点」「砂の器」など、松本清張作品には鉄道に乗る場面が数多く描かれている。では、どの作品の誰が、どの路線のどこからどこまで最初に乗ったのかを調べたらどんな鉄道地図ができるのか?JR全線走破した乗り鉄でもある著者が「鉄道乗りつぶし」という独自の視点で清張の世界に切り込む。
目次
プロローグ 終わりからの始まり
第1章 明治一二年の陸蒸気
第2章 旅情・愛憎・ミステリー
第3章 東京駅15番線
第4章 鉄路を急ぐ女たち
第5章 歩廊に佇む男たち
第6章 遠くへ行きたい
第7章 新幹線旅情
第8章 ディスカバー・ジャパン
エピローグ 果てしなき清張鉄道
資料編
著者等紹介
赤塚隆二[アカツカリュウジ]
1948(昭和23)年、福岡市生まれ。1971年、九州大学文学部卒業、朝日新聞社入社。主に西部本社社会部(北九州市、福岡市)で勤務。佐賀支局次長、宮崎支局長、社会部長代理(北九州在勤)、山口総局長を経て、2009年10月退職。2013年4月17日にJR全線乗りつぶしを達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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