文春文庫<br> モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

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文春文庫
モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917876
  • NDC分類 024.37
  • Cコード C0195

出版社内容情報

何世紀にも亘り、その村の人達は本を籠一杯担ぎ、国中を売って歩く行商で生計を立ててきた――本を愛する全ての人に贈る、話題の書。

内容説明

トスカーナの山深いその村では、何世紀にもわたり本の行商で生計を立ててきた。籠いっぱいの本を担いで国じゅうを旅し、「読む」ということを広めた。―偶然の出会いに導かれ村人に消えゆく話を聞きながら、突き動かされたように書いた奇跡のノンフィクション。本と本屋の原点を描き、各紙誌で絶賛された読み継がれるべき1冊。

目次

それはヴェネツィアの古書店から始まった
海の神、山の神
ここはいったいどこなのだ
石の声
貧しさのおかげ
行け、我が想いへ
中世は輝いていたのか!
ゆっくり急げ
夏のない年
ナポレオンと文化の密売人
新世界に旧世界を伝えて
ヴェネチアの行商人たち
五人組が時代を開く
町と本と露天商賞と
ページに挟まれた物語
窓の向こうに

著者等紹介

内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディアに向けて情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を同時受賞。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念ジャーナリスト賞、2020年、イタリア版の本屋大賞・第68回露天商賞受賞式にて、外国人として初めて“金の籠賞(GERLA D’ORO)”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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