文春文庫<br> ざんねんな食べ物事典

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文春文庫
ざんねんな食べ物事典

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917715
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

いまだ語られざる「ラーメン行動学」とは。山一證券から日大アメフト部まで、ざんねんな謝罪会見対策を考える。今回も買って損無し!

内容説明

胸元に手をかけ、はだける。こんな無体をされた実直なトウモロコシの残念感に気づいていますか。スルメもまた残念の極み。ぷっくり生きてきたイカを何もあそこまでペタンコにしなくても―食べ物に漂う“ざんねん”を検証した表題作から誰も気づかない「ラーメン行動学」まで。爆笑必至のエッセイ集。

目次

ラーメン行動学
歯はこう磨けば出世できる
何でも面白がってやろう
「痒い!」の研究
残念な人たち
懐かしや「死んだはずだよお富さん」
対談 東海林さだお×村瀬秀信(ライター、コラムニスト) 奥が深い!我らの“チェーン店”道
風景に油断してはいけない
ヘビは長過ぎる?
ざんねんな食べ物事典
呑み潰れツアーで呑み潰れる人々
老人とおでん
面白いぞ、業界新聞
「山田太郎」を糾弾する
月刊文藝春秋特別寄稿 僕とインスタントラーメンの六〇年

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

97
2019年に単行本として出版された本の文庫版。タイトルではざんねんな食べ物事典となっているがこれは収められているエッセイのタイトル。ラーメンの話、歯磨きについて、かゆいにつぃて、懐かしの歌他。感じたのは丸かじりシリーズと文章が微妙に違ってきているのではないか。食べ物についての詳細な考察と哲学的な結論が減ってきているような気がする。といっても氏は昭和12年のお生まれだからもう84歳。文章に枯れが目立ってきてもそれはそれで味わいがあってもいいか。いつまでもエッセイが続けられることを望みます。2022/01/07

とんかつラバー

16
団塊世代くらいの人と思ったら1937年生まれの方だった!カズオイシグロやらニトリやら時事ネタを盛り込み、かつ深い洞察に脱帽。上手い噺家のような軽快な文章で、痒み産業の話などはクスッとしてしまい、酒蔵呑み倒れツアーはこんなのあったらサイコー!と思ったら本当にある(行きたい!)食べ物にまつわる話が多いがチェーン店の進化やチキンラーメンと共に歩んだ人生は歴史を感じる。2024/01/27

mawaji

9
ざんねんないきもの事典に触発されて書かれたのかもしれない本書は解説の文章にあるように他の追随を許さない「目の付けどころ」と「的確な表現」に裏打ちされた、誰も思い付かないような視点から綴られたエッセイなのでした。四畳半フォーク「神田川」の「♫小さな石鹸カタカタ鳴った」という一節から「二人で暮らした年月の長さを誇示して自慢している」という考察を引き出すスルドイ洞察力は80歳を超えても衰えることはないのだ。それにしても解説の長田昭二氏が東海林さだおの作品の解説を書く資格がある理由がとてもいい話でちょっと感動的。2022/03/27

れん

6
東海林さだおさんの本は久々だけど、謝罪会見への提案など安定の面白さでニヤリ。クールな視点にハッとします。色んなことにフラット目線だから、長年愛されているのかな。2021/12/12

takakomama

5
食べ物だけでなく、歯磨きや名字など身の回りのことも綴った、こじつけのような、自虐のような、生き字引のようなエッセイ。目のつけどころやイラストが楽しいです。御年84歳、まだまだ元気!2022/07/12

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