出版社内容情報
江戸末期の京都。僧になるため上京した烏(からす)は、ある女に出会い仏の道を捨て、観音像を彫り始める……著者初の時代小説。
内容説明
「うちの背中の観音様より、色っぽい仏さん、彫ってみ」。北近江の十一面観音像に魅せられた烏。僧になるべく都に来たが、ある女と出会い、修行した寺を出ることに。理想の観音像を自らの手で作り、その芸を極めようとする烏だったが…。幕末の京を舞台に男女の情欲と人間の業を色濃く描く、官能時代小説。
著者等紹介
花房観音[ハナブサカンノン]
1971年兵庫県生まれ。京都女子大学文学部中退後、映画会社、旅行会社など様々な職を経て、2010年「花祀り」で第一回団鬼六賞大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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