文春文庫<br> 藝人春秋〈3〉死ぬのは奴らだ

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文春文庫
藝人春秋〈3〉死ぬのは奴らだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167916671
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0195

内容説明

芸能界の諜報活動に磨きをかけるハカセ。武井壮と寺門ジモンの最強の座をかけた激闘、大阪の猛獣やしきたかじんの思い出と生放送降板事件の真相、石原慎太郎と三浦雄一郎をめぐる謎、岡村靖幸との幸福な登山、芸人として自らを晒すと決めた感涙のエピローグ。人間の業を肯定し、人生賛歌を謳いあげる傑作!

目次

最強伝説1 武井壮と生島ヒロシ
最強伝説2 武井壮と小倉智昭
最強伝説3 寺門ジモンその1~2
エライ人を撃つ1 猪瀬直樹
エライ人を撃つ2 徳田虎雄その1~2
その後のはなし 徳田虎雄
エラそうな己を撃つ 水道橋博士と劇団ひとり
エライ人を撃つ3 やしきたかじんその1~2
その後のはなし やしきたかじん
続・動く標的 橋下徹と黒幕
最強伝説・対決編 武井壮VS寺門ジモンその1~3
その後のはなし 武井壮VS寺門ジモン
芸能奇人・対決編1 三谷幸喜
芸能奇人・対決編2 井筒和幸
芸能奇人・文庫版ボーナス編 サシャ・バロン・コーエン
エライ人・対決編 石原慎太郎VS三浦雄一郎その1~4
その後のはなし 石原慎太郎VS三浦雄一郎
続・エライ人を撃つ 田原総一朗
その後のはなし 田原総一朗
慰めの報酬 岡村靖幸

著者等紹介

水道橋博士[スイドウバシハカセ]
1962年岡山県生れ。ビートたけしに憧れ上京するも、進学した明治大学を4日で中退。弟子入り後、浅草フランス座での地獄の住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ・浅草キッドを結成。90年のテレビ朝日『ザ・テレビ演芸』で10週連続勝ち抜き、92年テレビ東京『浅草橋ヤング洋品店』で人気を博す。幅広い見識と行動力は芸能界にとどまらず、守備範囲はスポーツ界・政界・財界にまで及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

55
メディアを支配している「悪」と真剣に戦うエピソードがあり。そこまでやってしまうと、今後の芸人としての活動も、この藝人春秋のシリーズも、継続が厳しそうで。正直、心配になります。本人的に、やるしかなかったのはわかりますが。2022/01/10

緋莢

19
武井壮、寺門ジモン、劇団ひとり等の話もありますが、2巻に比べて猪瀬直樹、徳田虎雄、石原慎太郎など、政治絡みの人が多め。特に橋下徹については、「たかじんのNOマネー」降板騒動が絡んできます。そこには、やしきたかじんの死後、増長したとしか思えない人物がいたようです。文章から、その人物への強い怒りが感じられました。石原慎太郎と三浦雄一郎の“因縁”、主に石原慎太郎の著作に書かれたものを三浦雄一郎への取材でぶつける様を書いた章の読み応えもありますが(続く 2021/07/06

やまねっと

8
ネイチャージモンこと寺門ジモンと武井壮の話が傑作だと思った。是非とも果たし合いで二人に戦って欲しいものだ。 最後が立川談志の話で終わったのが意外だった。 あと、解説の町山智浩が秀逸であった。僕たちが知りたいことが全部書かれてあった。 博士の休養理由もこの本に書かれてあった。うつ病治療をされていたのか。病気の大小はあれど、休養で良くなる病気で安心したのが正直な僕の思いである。 博士のこれからの活躍を心より期待し、願っている。2021/10/05

遊星

6
今巻も面白かった!武井壮や寺門ジモン、三谷幸喜、井筒和幸らの話にくすくす笑い、猪瀬直樹や石原慎太郎といった政治家に対する綿密な調査とその人物評価に唸らされる。そして圧巻はやはり「やしきたかじん」とその流れからの「橋下徹と黒幕」の章か。博士はこの夏の参院選に出馬するとのことだが、今巻を読むとそうなったのも納得が行く。巻末の町山さんの解説も水道橋博士という人を理解する一助となっていてとても良かった。2022/06/01

keiniku

4
水道橋博士の事は、実はTwitterを見るまでよく知らなかった。興味本位で本を探しに本屋に行ったらあったのがこの「3」。そして「2」→「1」と逆順に買い、その順番で読み始めた。芸能界を通じて知り合った人々を書いているのだが、調べるのも、その人物への考察も深く、靖幸ちゃんなんかは曲のタイトルが散りばめられていて、読むのが楽しい… という本だと思っていたら… 最後に人の「生」が繋がっているじゃないか! なんだこの素晴らしさは! そしてこの本は、もっと様々な事を知りたくなる好奇心の引き鉄にもなっている。2022/03/18

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