出版社内容情報
「藝人春秋」では芸能界に潜入したルポライターとして怪人、奇人たちを活写した水道橋博士が、今回は週刊文春の新谷誠編集長(謎のボスM)の命を受けて「芸能界に潜入したスパイ」として偉人、怪人、奇人たちをその機密、タブーにまで触れて描きだす。
タレント弁護士から政治家へと駆け上がった橋下徹の正体、タモリとの奇妙すぎる邂逅、リリー・フランキーの彼女(ラブドール)、ビートたけしと金のロールスロイスを巡る奇譚、ますます加速する三又又三の奇人ぶり、CIAの工作員疑惑も根強いデーブ・スペクターの知られざる人生、テレビの王座に輝いていたみのもんたの冬の時代、マッハスピード豪速球のガン太の運転修業、史上最悪の国際問題にまで発展した江頭2:50の「トルコ全裸事件」のトラブル、永遠の旅人タレント照英、怪優・阿藤快との街歩き、さんまのむすめIMALUとの巡り合わせ、ビートたけしのむすことの仕事、昭和の歌姫藤圭子と平成の歌姫宇多田ヒカル、遅れてきた新人・マキタスポーツの誕生秘話、仙人のように暮らす大滝詠一を訪ねた日の記憶など、自らの目で見た、耳で聞いた「真実」を綴る濃厚なノンフィクション。
現実という「この世」と芸能界という「あの世」を自在に行き来する水道橋博士にしか書けない、可笑しくも悲しい、業の深い人々の人生模様を詰め込んだ濃厚な一冊。
内容説明
ハカセが芸能界に潜入するスパイに!?タレント弁護士から政治家になった橋下徹との因縁、タモリの財布をめぐる奇譚、みのもんたの冬の時代、江頭2:50の「トルコ全裸事件」トラブル、さんまの娘やビートたけしの息子との交流など、自らの目で見て耳で聞いた「真実」を過剰なほどの熱量で描き出す。
目次
“動く標的”橋下徹
“芸能奇譚1”タモリの財布
“芸能奇譚2”タモリとリリー
“芸能奇譚3”リリー・フランキーの女
“芸能奇譚4”赤いボルボに乗った女
“芸能奇譚5”赤いポルシェに乗った男
“芸能奇譚6”金のロールスに乗った男
“芸能奇人1”三又又三
“芸能奇人2”デーブ・スペクター
“芸能奇人3”みのもんた
“芸能奇人4”江頭2:50
“芸能奇人5”マッハスピード豪速球
“冒険奇譚”照栄伝説 その1~5
“芸能秘話1”阿藤快
“芸能秘話2”さんまのむすめ
“芸能秘話3”はかせのむすこ
“芸能秘話4”たけしのむすこ
“芸能秘話5”藤圭子のむすめ
“慰めの報酬1”マキタスポーツ その1~2
“慰めの報酬2”大瀧栄一
著者等紹介
水道橋博士[スイドウバシハカセ]
1962年岡山県生れ。ビートたけしに憧れ上京するも、進学した明治大学を4日で中退。弟子入り後、浅草フランス座での地獄の住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ・浅草キッドを結成。90年のテレビ朝日『ザ・テレビ演芸』で10週連続勝ち抜き、92年テレビ東京『浅草橋ヤング洋品店』で人気を博す。幅広い見識と行動力は芸能界にとどまらず、守備範囲はスポーツ界・政界・財界にまで及ぶ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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