出版社内容情報
総合格闘技の台頭で、アントニオ猪木が主導した路線は頓挫した。プロレス界を救うべく立ち上がった二人の天才が歩んだイバラの道。
内容説明
2000年代半ば、プロレスは危機的な状況にあった。アントニオ猪木の「プロレスは最強の格闘技である」というテーゼは、総合格闘技の登場で説得力を失った。新日本プロレスの二人のエース、棚橋弘至と中邑真輔はまったく異なる方法論でプロレスの復権を目指す。彼らが歩んだ果てしなく続くイバラの道とは!?
目次
ターナー・ザ・インサート
王国の破壊者
スキャンダル
優しいアマチュアレスラー
若き王者の誕生
ストロングスタイルという幻
リベンジマッチ
猪木との訣別
愛してます
平成のベストバウト
エースはひとりだけ
CHAOS
2011
イヤァオ!
別れ
著者等紹介
柳澤健[ヤナギサワタケシ]
1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て、文藝春秋に入社。編集者として「Number」などに在籍し、2003年に退社、フリーライターとなる。07年に処女作『1976年のアントニオ猪木』(文藝春秋)を発表。09年「日本レスリングの物語」でミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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