文春文庫<br> 2011年の棚橋弘至と中邑真輔

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文春文庫
2011年の棚橋弘至と中邑真輔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167916343
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

総合格闘技の台頭で、アントニオ猪木が主導した路線は頓挫した。プロレス界を救うべく立ち上がった二人の天才が歩んだイバラの道。

内容説明

2000年代半ば、プロレスは危機的な状況にあった。アントニオ猪木の「プロレスは最強の格闘技である」というテーゼは、総合格闘技の登場で説得力を失った。新日本プロレスの二人のエース、棚橋弘至と中邑真輔はまったく異なる方法論でプロレスの復権を目指す。彼らが歩んだ果てしなく続くイバラの道とは!?

目次

ターナー・ザ・インサート
王国の破壊者
スキャンダル
優しいアマチュアレスラー
若き王者の誕生
ストロングスタイルという幻
リベンジマッチ
猪木との訣別
愛してます
平成のベストバウト
エースはひとりだけ
CHAOS
2011
イヤァオ!
別れ

著者等紹介

柳澤健[ヤナギサワタケシ]
1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て、文藝春秋に入社。編集者として「Number」などに在籍し、2003年に退社、フリーライターとなる。07年に処女作『1976年のアントニオ猪木』(文藝春秋)を発表。09年「日本レスリングの物語」でミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

16
2人とも昔から好きな選手です。 中邑真輔がWWEで大成功を収めるとは2011年には思いもしなかったですね。2021/06/05

緋莢

13
新日本プロレスでデビューした棚橋弘至と中邑真輔。彼らは2000年代前半、格闘技ブームとアントニオ猪木の過剰な介入で混迷し、人気が低迷した新日本プロレスの中で、“プロレス復権”を目指し、それぞれの方法で戦いを続けます。そんな2人の姿を、当人と周りの人々へのインタビューから 書いていきます。新日本プロレスの創始者・アントニオ猪木の“ストロングスタイル”を否定し、チャンピオンになった後、自ら積極的にプロモーションを行い、「まず自分を好きになってもらおう」と、新しいファン獲得のために動く棚橋(続く2021/06/10

ぷにすけ

13
ちょうど2004年頃のDVDを整理していたところにタイムリーな文庫本でした。内容的に言えば、関係者の色々な発言から、客観的に作者が見て自分の意見を組み上げていく内容。まぁ、人ってその時々で発言内容が変わったりしますので、この手法はある意味正しいかも・・・。といっても棚橋選手も中邑選手もインタビュー等の気に入らない質問に「なんだとー!」などと言うような人ではないので、生のインタビューももう少し聞きたかったかも!掲載されてる内容の試合はほぼ録画されてあったので、じっくり楽しませていただきました。2021/01/26

マサトシ

9
この2人がいなければ今の自分はいない。そう読み終えた後にしみじみと思った。本当にありがとう。2021/02/05

Mark X Japan

7
2人のレスラーが,異なる境遇やポジションから,新日本プロレスの復活へ。土下座外交やノアと交流していた頃から比べると隔世の感があります。あの頃は,まさに貧すれば鈍するでしたね。猪木があそこまで,掻き回して駄目にしていたのにも驚きました。ノアの再浮上はあるんですかね。☆:4.52021/01/18

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