内容説明
スペイン風邪が猛威をふるった100年前。作家の菊池寛は恰幅が良くて丈夫に見えるが、実は人一倍体が弱かった。そこでうがいやマスクで感染予防を徹底。その様子はコロナ禍の現在となんら変わらない。スペイン風邪流行下の実体験をもとに描かれた短編「マスク」ほか8篇、心のひだを丹念に描き出す傑作小説集。
著者等紹介
菊池寛[キクチカン]
明治21(1888)年、香川県高松市に生れる。一高中退後、大正2(1913)年、京都帝大英文科に入学。第三次、第四次『新思潮』に参加、文壇にデビューする。大正12年には『文藝春秋』を創刊した。昭和10(1935)年、芥川賞、直木賞を創設し、後進の育成にも努力を惜しまなかった。11年、文芸家協会初代会長となる。23年、狭心症にて59歳で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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